2021年2月3日水曜日

根岸ステークス回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 前半速く、後半は一定に近いスピードを保つ展開。
  • 持久力&持続力が問われた。

根岸S結果

レッドルゼル1.22.3 35.1 09-10
ワンダーリーデル1.22.3 34.6 15-16
タイムフライヤー1.22.4 35.5 08-07
アルクトス1.22.5 35.8 06-04
ブルベアイリーデ1.22.8 35.3 13-12
ヤマニンアンプリメ1.22.8 35.6 11-10

天候:晴 ダート:稍重
上り4F:47.9 3F:36.0
前半3F:34.4
12.4-10.6-11.4-11.9-12.1-12.0-11.9



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半が速くなって、後半は勝負所でもあまり変化がなく
(一応は加速しているが)、一定に近いスピードを維持する形。

今回の特徴は、まずは(馬場を考えても)前半がある程度しっかり流れたこと。
そこで引っ張られたことで、当然後半は余力勝負という雰囲気になり、持久力が
問われたはず。

また直線は、ペースはそこまで上がらないが、最後まで一定以上のスピードを
保ったままゴールを迎える形で、適性的には持続力が必要になった。

脚質的には、ハッキリとした前傾の展開で、やはり差し馬が有利になり、前から
進めた馬はシンプルに難しくなった。
その点、好位から負けた馬の巻き返し…というのは、この先1つ注目はしたい。

ただし距離延長する本番に向けては、やはり末を伸ばせる…ということが重要。
(個人的な)指数はさすがに昨年ほどにはなっていないものの、まずは差し浮上
した形の上位陣を素直に評価しておきたいところだし、あとはそれぞれの挙動を
しっかりチェックしつつ、細かい上げ下げを考えたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

レッドルゼル
好発から→徐々に下げ、道中はじっくりと進めた内容で、直線、中を捌きながら
浮上して、キッチリと捕えての勝利。とりあえず、7Fでもしっかりした上がりを
使えたことは収穫だと言えそう。
本番は、マイルは初となる馬なので、"変化"に対してどこまで対応できるか?が
鍵にはなりそうだが、その部分で新味を出せるなら、好走の可能性もありそう。
あとは当週、横の比較をしてみて…といったところ。

ワンダーリーデル
前がある程度止まる中で、ギリギリまでじっくり進めつつ→直線に賭ける内容が
ハマった部分もあるが、自身としては、昨年と比べれば(位置取りはともかく)
流れに乗っていたし、素晴らしい決め手を発揮しての2着。
本番では、やはり展開次第のところはあるが、7Fから→8Fに替わって前進する
可能性はあるし、当然上位候補の1頭としては扱いたいところ。注目。

アルクトス
外からある程度流れに乗って、コーナーで馬群の中に入りつつ→直線で詰まる
…という4着。大きなフットワークをするタイプ的に、肝心な所でブレーキが
掛かってはさすがに難しくなるし、今回は59kg。仕方のない敗戦だった。
当然本番で巻き返しに期待!とはなるのだが、今回露呈した1つの弱点からは、
昨年のフェブラリーSの暴走とも思える内容も、内枠では行くしかなかったの
かも…と思えてくる。とにかく外枠。それが条件になるのかも。くじ運に期待。



- PR -

0 件のコメント:

コメントを投稿

- PR -