2021年12月16日木曜日

阪神ジュベナイルフィリーズ回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 速い入り方から、一旦しっかりと溜めて→直線で大きく加速する展開。
  • 一定の持久力&切れが問われた。

阪神JF結果

サークルオブライフ1.33.8 33.9 11-10
ラブリイユアアイズ1.33.9 34.2 06-06
ウォーターナビレラ1.34.0 34.5 03-03
ナミュール1.34.0 33.6 13-17
ナムラクレア1.34.3 34.1 11-13

天候:晴 芝:良
上り4F:47.4 3F:34.8
前半4F:46.4
12.2-10.4-11.5-12.3-12.6-12.1-10.9-11.8



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半が速くなり、その分道中は大きく緩んだ展開で、
そこから直線で再度しっかりと加速という形。

今回は、全体としてダイナミックに緩急のついた展開になった訳だが、最初の
2Fに限れば、とりあえず過去最速。
そこで引っ張られたことで、やはり一定の持久力は問われたはず。

その後は流れが落ち着いた中で、各馬それぞれの挙動を見ても、(一部の動いた
馬を除けば)しっかりと溜めた内容になっているので、適性的には当然、切れを
備えていることが重要になった。

脚質的には、途中前2頭が少し離した隊列ではあり、3番手追走から→好走した
ウォーターナビレラのポジションでも、前後半は一応(イーブンに近い)後傾。
スタートで脚を使っていない後続が末を伸ばしやすい…という部分はあったが、
結局は前後どちらも…くらいか。位置取りよりも性能が物を言った印象になる。

この先に向けては、道中水準の部分ではやはり他のレースによる裏付けが必要に
なるだろうが、リズムとしては、よりスケールが問われる来年にもつながって
良さそう。細かい上げ下げはしつつも、まずは上位の活躍に期待したいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

サークルオブライフ
中団後ろからじっくりと進めつつ、勝負所も(徐々に進出はしつつも)無理の
ない仕掛けで、結果的にはワン(半)テンポ遅らせるような形から→最後まで
しっかりと伸び切っての勝利。
前走に引き続き、上がりをまとめる能力の高さを示した格好で、みんなが苦しい
最後の部分で違いを見せられる…というのは、この先も武器になっていきそう。
桜花賞は、現段階では馬場次第という部分もあるかも…だが、距離延長が問題
なければ東京の坂上勝負ではやはり強そうだし、来年も当然活躍する可能性は
ありそう。大いに注目していきたい。

ラブリイユアアイズ
スタートで少し脚を使いつつも、その後は馬群の中でじっくり。直線は無駄な
シフトをせずに→中を真っ直ぐに伸びての浮上。
百戦錬磨の騎手たちに囲まれつつ、若い団野Jが好騎乗を見せた。
馬自身も、距離延長してきたタイプ的に、今回のようなダイナミックに変化する
リズムにも対応できたことは大きな収穫だし、先の可能性が広がったイメージ。
一定以上のスピード耐性も示しているだけに、どの路線を選んでも面白そうでは
ある。動向も含め、しっかりと注目していきたい。

ウォーターナビレラ
スタート直後に脚を使いつつ、その後は一旦控えてじっくりと進めて、直線で
もう一脚という形での3着。
上記のように、この馬の位置取りでもやや後傾の内容だが、発走後にしっかりと
上げながら、後半でも変化をつけた…という点で、その持久力は認められる。
これが出来るなら、リズムとして来春にも十分つながっていきそうなイメージに
なるし、期待が膨らむような競馬だった。
この騎手&調教師での大仕事は、ファン目線でも1つの夢。単純に見てみたい。

ナミュール
大きく出遅れつつも、内に入れて→リカバリー。その後は無駄な動きをせずに
じっくりと進めつつ→直線で真っ直ぐに力を使っての浮上。
見ている側からすれば、(立ち遅れたところ以外は)出来ることは全てやって
くれた…というような素晴らしい騎乗だった。(本命だった訳ではないが)
馬自身も、他の上位とは対照的に、直線で馬場の悪い所を通りつつ→好走した
価値は高そうだし、内に切り込んで伸びてきた姿は、同じハービンジャー産駒
というところで何となくディアドラを思い出させた。(ナッソーS)
来春に向けては、水準の部分で当然もっと上げてくる必要はあるが、内容的には
やはり前進に期待したくなるし、しっかりと注目していきたい存在。




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