2021年12月4日土曜日

ステイヤーズステークス展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 後半長い脚を使う中で、少し加速が入る展開。
  • 持久力は当然、切れ&持続力をバランス良く備えていることが必要。
  • 予想◎アイアンバローズ

過去のラップタイム

(長いので変則:3F毎+ラスト6F)
2020 39.8-38.7-39.7-41.4-13.0-12.2-12.0-11.4-11.4-12.4
2019 38.1-37.7-41.0-37.1-12.0-12.1-11.7-11.5-12.0-12.9
2018 38.7-37.3-38.5-38.9-12.4-11.6-11.7-11.8-11.7-12.6
2017 37.6-37.2-38.2-38.3-12.3-12.0-11.9-12.0-11.7-11.8
2016 38.3-38.9-39.8-39.1-12.0-11.7-11.9-12.2-11.4-12.1
2015 37.9-39.2-37.0-39.0-13.1-12.4-11.6-12.0-11.8-11.9
2014 39.1-37.4-39.1-40.0-12.8-12.1-11.6-11.7-11.6-12.4
2013 36.5-36.3-37.4-39.5-12.8-12.7-13.2-12.6-11.8-12.4
2012 38.1-36.7-39.1-38.2-13.0-12.5-12.0-12.2-12.1-12.6
2011 36.6-38.0-40.4-39.9-12.9-12.6-12.9-12.4-11.9-13.2

過去10年の平均ラップタイム
13.03-11.77-13.27-12.75-12.36-12.63-12.86-13.21-12.95-12.85-13.26-13.03-12.63-12.19-12.05-11.98-11.74-12.43
(38.07-37.74-39.02-39.14-36.87-36.15)
3.46.99



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半~道中は(坂によって多少のアップダウンはある
ものの)さすがにこの距離なのでゆったりとした流れになり、レースが動くのは
2周目の向こう正面に入ってから。
そしてレース終盤は、ラスト5F~6Fあたりからペースアップして、勝負所では
さらにもう1段階ギアチェンジするという形。

データ的に見れば決して高い水準という訳ではないが、何はともあれ日本一長い
道中を進めることになるので、勝負所まで十分な余力を残すためにはやはり高い
持久力が必要になる。

それを前提として、後半長い脚を使う中でも、瞬間的に加速する場面が見られる
ため、そこをある程度スムーズに動ける機動力は欲しい。
適性的には、切れと持続力をバランス良く備えていれば安心…といったところ。


好走の条件
・とにかく高い持久力が必要
・切れ&持続力をバランス良く備えていること



予想


毎年この開催の前には「エアレーション作業」が実施されているが、今年は
その記述がない。開幕馬場らしい開幕馬場になる可能性はあるし、ある程度
流れに乗れそうな馬を中心に考えてみたい。

◎アイアンバローズ
白鷺特別では、道中~上がりという形で高いパフォーマンスを発揮。
一定の地力は示している中で、ゆったりとしたリズムで走る馬でもあり、この
距離延長はプラスに働く可能性がありそう。
前走の切れ勝負でも一応抵抗は見せているが、本来はもう少し持続的な要素が
問われた方がいいし、その点、中山の長丁場というのは申し分ない。
スタートは出るし、枠もいいところ。ここは推し切ってみたい。

○カウディーリョ
札幌日経OPは、相手は残したものの、淀みなく流れた展開の中で、勝負所を
しっかりと攻めての→2着。
一定の地力は認められるし、ここでも普通に出来て良さそう。
枠は外寄りに入ったが、内寄りは控えそうな馬も多いし、スムーズなポジション
取りから→粘り込む可能性は当然ありそう。注目しておきたい。

▲シルヴァーソニック
松籟Sは、前半でしっかりと引っ張られつつ→後半も早い段階からペースアップ
した展開の中で、最後までジワジワと詰めた内容。その地力は認められる。
馬格はあまりないタイプだが、走り自体はチョコチョコしないし、ステイヤー
的な素質は十分備えていそう。
大外枠は微妙だが、ポジションを確保できれば、残る可能性はあっていいはず。

注ディバインフォース
菊花賞で4着。淡路特別の内容を考えても、地力ではやはり上位の存在。
古都Sは、ハッキリと内先行寄りの結果になった中で、3~4コーナーで大外を
ぶん回した形での差し。内容を考えれば悪くなかった。
引っ張られてこその部分もあり、開幕週らしい馬場だとすると、今回も展開には
大きく左右されそうだが、実力的に浮上の可能性は当然考えておきたい。

△トーセンカンビーナ
経験した3000m級では、阪神大賞典で2着して、天皇賞でも5着。
元々の地力では当然上位の存在ということになる。
ここ2走はゆったりした展開で浮上し切れず…という内容だが、大きく負けて
いる訳でもないし、一応気配は感じさせる。
後ろからどこまで?という点で、評価はここまでだが、やはり相手には。

△ヴァルコス
オーソリティを改めて評価するなら、超ロングスパートから外々を回しつつ→
接戦を演じた青葉賞の内容は光っているし、本来の実力はやはり上位の馬。
菊花賞は、馬場の悪い内を進んだ形で、3000m級もダメとは決まっていない。
前走や調教など、あと1つ踏ん張り切れていない印象で、実際のところ状態が
どうなのか?という点で結局推し切れないが、一応注目はしておきたい。



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