2022年9月25日日曜日

神戸新聞杯@中京展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • 前半~道中が速くなり、上がりも長い脚を使う展開。
  • 高い持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎ヴェローナシチー

参考ラップタイム

(2020~2021年&京都新聞杯2021~2022年)


ラップ傾向

今年も中京11F開催。昨年が不良馬場での開催で少し特殊なレースだったため、
とりあえずは2020年と、ここ2年同じく中京で行われている京都新聞杯を中心に
見ておきたい。

まずこのコースは、前半まずまずの入り方をしつつ、一旦落ち着いて、道中~
上がりで徐々にペースアップしていく形が基本。
そして、クラスが上がると(特に)道中水準の部分が厳しくなる特徴がある。

それを踏まえて(神戸新聞杯'21以外の)3レースのラップを見ると、全てが
前傾の展開になっていて、速い入り方から、道中も締まり、上がりも(多少の
緩急がついているパターンもあるが)長い脚を使う形。
G2なりの格…という雰囲気ではあり、高い持久力&持続力が要求されそう。

脚質的には、前から粘って好走した馬もいない訳ではないが、厳しい展開の中で
やはり控えた馬の活躍が目立っているイメージ。
その点では今回も、(前半部分を少しでも受け流して→)道中~上がりで高い
パフォーマンスを発揮できるタイプを中心に考えておきたい。


好走の条件
・高い持久力&持続力があること



予想


◎ヴェローナシチー
京都新聞杯は、速く&締まった流れの中で、外から進めて→3~4コーナーで
捲って行った格好。最後は僅かに交わされたものの、その内容を考えれば勝ちに
等しいような扱いができるし、自身としても厳しいラップを踏んでいて、地力は
ここでも普通に上位扱いになる。
前走に関しては、なぜ大逃げになったのか謎…という後傾の展開で差し損ねた
だけだし(相手も強い馬だが)、ここでは大いに期待しておきたい。

○ボルドグフーシュ
京都新聞杯は、後方から、勝負所で外に持ち出しつつ→直線でしっかりと持続
させての浮上。前走でも、一貫した展開の中で、道中~上がりという脚の使い
方で持続力を発揮しているし、地力&この舞台に対する適性は確かな馬。
あまり器用なタイプではないので、この頭数で捌けるか?というのはあるが、
ここでも最後は浮上してくる可能性が高そう。注目しておきたい。

▲プラダリア
ダービーは、後ろの馬が浮上している中で、ある程度流れに乗りつつ→上がりを
まとめての5着。前には少し離されたものの、地力は十分に認められるし、この
メンバーに入れば、やはり上位扱いになる。
馬格がそれほどある方ではなく、走法的な部分で外枠を引いたことは微妙だが、
とりあえず、格好はつけてくるものとして扱いたい。

注リカンカブール
前走は、前半で引っ張られる流れの中で、自身は一貫した脚の使い方をして、
最後までしっかり持続させる形での勝利。
京都新聞杯でも、ここにも出走している3頭には負けているが、厳しい展開の
中で、前半から脚を使いつつ→4着に粘っているし、その力は認められる。
ここもペース&位置取り次第のところはあるが、好走の可能性は考えたい。

△アスクワイルドモア
京都新聞杯は、前半から引っ張られる展開の中で、自身も高い水準のラップを
踏みつつ→直線しっかりと持続させての勝利。
その時は内枠から→道中ロスのない内容だったのに対して、今回は外枠という
点で、同じパフォーマンスを期待していいか?は微妙だが、上がりの脚が期待
できないタイプ的には、この手の舞台でこそ。やはり浮上の可能性は考えたい。

△ジャスティンパレス
ダービーは、締まった展開の中で自身も道中をかなり高い水準で進めて、直線は
ひと脚使いつつ→なだれ込んだ格好での9着。伸び切ることまではできなかった
ものの、(ここの水準ならば)一定の地力は認められる。
評価としては結局ここまでになってしまったが、今回鮫島克Jに乗り替わって、
ロスのない競馬になったら、食い込んでくる可能性はあっても良さそう。

△パラレルヴィジョン
前走は、速い前半は受け流したものの、まずまずの水準で追い掛けて→しっかり
とした決め手を発揮しての勝利。未勝利戦では、前半から脚を使いつつ、後半も
持続できているし、両者の合わせ技で、ここの展開もこなせても良さそう。
ここでは道中水準の部分でもう1段上げてくる必要はあるので、評価としては
この位置だが、更新の可能性も含めて、注目はしておきたい。



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