2022年9月2日金曜日

新潟2歳ステークス回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • 前半~道中がゆったりと流れて、上がりで大きく加速する展開。
  • 切れが問われた。

新潟2歳S結果

キタウイング1.35.9 33.0 10-08
ウインオーディン1.36.0 33.2 06-07
シーウィザード1.36.0 33.4 05-05
バグラダス1.36.2 34.0 01-01
アイスグリーン1.36.4 33.9 02-03
グラニット1.36.4 34.0 04-03

天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:33.7
前半4F:49.7
12.7-11.4-12.5-13.1-12.5-11.4-10.6-11.7



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半からゆったりとした流れだったが、道中ではさらに
しっかりと緩んだ展開で、直線では大きな加速が入った形。

今回はもう、一言で決め手勝負。
それまでの経歴の中で33秒台(以内)の脚を使えていた2頭のワンツー…という
結果になっているように、シンプルに"切れ"というレースだった。

脚質的には、これだけハッキリとした展開になると、距離的なアドバンテージ
よりも性質に左右される…という雰囲気になってしまうが、上位の中で言えば、
外々を回してきた2頭を、ロスなく進めて→直線で真っ直ぐに力を使った馬が
上回った格好。その点はやはり押さえておきたいところではある。

この先に向けては、ともあれ、上位の上がりの性能はしっかり認めて…といった
ところだが、あとは地力の面でどれまで更新していけるのか?というところに、
注目はしていきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

キタウイング
スタートで後手を踏んだが、その後は内寄りに入れて、(前述のように)ロスの
ない競馬をしつつ→直線でしっかりと脚を伸ばしての差し切り。
開き直るしかない部分もあったかも知れないが、まずは戸崎Jの好騎乗だった。
馬自身も、前走に引き続いて、しっかりとした決め手を発揮。
地力の部分では、改めてどこかのタイミングで確認したい…というのはあるが、
ダノンバラード産駒としては、少し違うタイプが出てきた雰囲気ではあるし、
その手の"らしからぬ"タイプは、将来的に(特に本来の"らしい"適性に近づいた
時に)化ける可能性もある。
もちろん、そうならない可能性もあるが、じっくりと見守っていきたい感覚。



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