2022年9月30日金曜日

神戸新聞杯@中京回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • 前半で引っ張られつつ、一旦落ち着いて→後半は長い脚を使う展開。
  • 一定の持久力&末脚の持続力が問われた。

神戸新聞杯結果

ジャスティンパレス2.11.1 34.4 04-05-04-03
ヤマニンゼスト2.11.7 34.5 13-13-13-11
ボルドグフーシュ2.11.8 34.3 15-15-13-16
ジュンブロッサム2.11.8 35.1 04-04-04-03
ヴェローナシチー2.11.9 34.6 13-13-13-13
リカンカブール2.12.0 35.6 01-01-01-01

天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:34.7
前半1000m:60.0
12.7-10.6-11.4-12.6-12.7-12.5-12.3-11.6-11.4-11.2-12.1



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半速い流れから、道中は一旦落ち着いた展開。後半は
早めのペースアップから→最後だけ少し落ちる形。

今回の場合、時計は出る状態だったので、道中は額面よりももう少し溜められた
扱いだが、前半は(馬場を考えても)やはり引っ張られた格好。
長い脚を使う形になった後半と合わせて、適性的には、一定の持久力&末脚の
持続力というレースだった。

脚質的には、上位6頭くらいで言えば流れに乗った馬と控えた馬が半々といった
ところで、一応地力が反映された印象。あとは後半のコーナーが速い形という
部分で、ロスなく回した馬が優勢にはなった。

本番に向けては、今回はスタートで引っ張られている分、全体としての水準は
低くない扱い。道中水準の裏付けやコース取りなど、もう少し考えるべき点は
あるものの、とりあえずは上位の実力をしっかりと評価しておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ジャスティンパレス
前半である程度脚を使いつつ、道中は内寄りでじっくり。勝負所では積極的に
捕まえに行って、早め先頭から→突き放しての勝利。
鞍上らしいロスの少ない好騎乗だったが、後方からの馬と同じような上がりを
使っている訳だし、やはりその実力は認めておきたい。
今回のような緩急をつけたリズムは、菊花賞に向けては好感が持てるし、兄の
アイアンバローズも長丁場では結果を残していて、ハマる可能性は十分あっても
良さそうなタイプ。道中水準の部分でもう1つ裏を取っておきたかった…という
のはあるものの、本番でも注目はしておきたい。

ボルドグフーシュ
後方からじっくりと進めつつ、後半は徐々に外に持ち出しつつ→直線ジワジワと
浮上しての3着。最終的に勝ち馬には迫れなかったが、上位2頭がロスの少ない
競馬だったのに対して、この馬は速い3~4コーナーで大きく外を回した格好
だし、内容を考えれば十分に評価はできそう。
本番に向けては、阪神内回りの菊花賞では、今やっているような大味な競馬は
プラスとは言えないが、走りのリズムから距離延長自体はこなせても良さそう。
その点では、何かしらの工夫があれば…といったところ。



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