2010年2月28日日曜日

阪急杯展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.2-10.6-11.3-11.6-11.7-11.6-12.1
2008 12.4-11.1-11.2-11.4-11.2-11.4-12.0
2007 12.2-10.8-11.3-11.4-11.3-11.2-12.3

過去3年のラップタイム




傾向
過去3回のラップタイムを見てみると、2009年はハイペースから後半の時計が
やや掛かる形、2007-2008年は一定のスピードを持続する展開からラストだけ
少し落ちるという形。

阪神1400mは基本的にはハイペースからの持久力勝負になりやすい舞台で、
それを考えると2009年の形が本来の姿なのかもしれないが、開幕週で終いまで
スピードが落ちづらいことを考えたら、このレースに限って、スピード持続力
勝負想定でいいのかもしれない。

ただし高松宮記念につながるかどうかで考えたら、やはりハイペース耐性を
備えていることを確認したいので、2009年型のレース展開の方がG1への
信頼感は増すことにはなる。


好走する条件
・スピード持続力(&持久力)があること


予想
ヘッドライナー次第ではあるが、そこまで速くなるとは思えないので、レースを
通して一貫したラップを刻む形のスピード持続力勝負を想定しておきたい。

◎ビービーガルダン
スピード持続力でこの馬に勝てるような馬はこのメンバー中には存在しない。
鞍上も馬も自在性があって、周ってくれば普通に勝ち負けする。

○エーシンフォワード
実際に1400mで見せたパフォーマンスだとはっきり言ってもの足りないが、
ニューイヤーSやファイナルSで発揮した持続力を考えれば、逆点するところ
までのイメージは湧かないものの、ここでも好位から進めてそのまま残りそう。

▲トウショウカレッジ
昨年は(3着からは)僅差の5着で、その時よりも前半で少し楽が出来る展開
想定で、強力な先行2頭(ローレルゲレイロ・ドラゴンファング)がいなく
なっていることを考えれば、浮上の可能性は十分ありそう。
とりあえず後方から上位に入れるとしたらこの馬というイメージ。

注ワンカラット
阪神Cはハイペースをさらに積極的に進出する競馬では、最後が厳しくなって
当然の内容だった。
今まで見せたパフォーマンス的にはまだまだ足りないし、このメンバー相手だと
荷が重いのかもしれないが、ここはスピード持続力勝負への適性を買って。

△サンカルロ
前走は展開的に嵌っているとは言えなかなか強い内容で、スピード持続力に
関してはかなりのものを持っている。
そのときのパフォーマンスをそのまま発揮すれば、ここでも当然上位の扱いで
いいと思うが、ビービーガルダンよりも斤量を背負うというのはどうしても
納得がいかない。

△ラインブラッド
スプリント戦だとどうしても流れに乗り切れず、常に良い決め手を発揮して
いるにも関わらず、なかなか勝ち負けまでは迫れない。
そう考えるともう少し追走が楽になるここで浮上するイメージは十分湧く。

×グッドキララ
スピード持続力に関しては十分なものを示していて、タイプ的にはここはかなり
合っている存在だが、この馬の水準だとどうしても前の馬を残してしまいそう。

×トライアンフマーチ
前走でも速いスピードへの対応力は示しているが、本質的にはある程度厳しい
展開を持久力で差すタイプで、1400mで前が止まらない形のスピード勝負では
積極的には推しづらいところがある。





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