2010年2月20日土曜日

クイーンC展望 2010


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2009 12.6-11.1-12.2-12.5-12.4-11.4-11.5-12.0
2008 12.6-11.0-11.7-12.3-12.6-11.4-11.7-12.2
2007 12.5-11.0-11.6-12.0-12.3-11.4-12.0-11.7
2006 12.5-11.3-12.2-12.5-12.4-11.5-11.5-11.7
2005 12.8-11.5-11.8-12.1-12.7-12.3-12.2-12.7
2004 12.6-10.5-11.0-11.8-12.1-11.9-12.4-12.0

過去6年の平均ラップタイム
12.60-11.07-11.75-12.20-12.42-11.65-11.88-12.05
1.35.62




傾向
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れ、道中で
一旦緩んでから、ラスト3Fで一気に加速して、最後まである程度のスピードを
維持する形。

ここの特徴はこの時期の牝馬戦としては案外前半が速く流れていて、そうなれば
(後半部分で)一定以上の持久力が問われることになる。

またもう1つの特徴としては、改修後のこのコースらしく仕掛けが早くなって
いることで、もちろん加速についていける切れは必要だが、好走するためには
それ以上に終いの部分で長い脚を使えることが重要になる。


好走する条件
・一定の持久力
・勝負所での切れ&末脚の持続力


予想
ある程度好位につけるタイプの有力馬が揃っているので、少なくとも向こう
正面はそれなりに速いスピードで流れそう。
したがってここでは決め手だけではなく、前半の速さにも対応出来るタイプを
考えておきたい。

◎テイラーバートン
タイプ的に前走のようなスピードで押し切る形のレースよりも、もう少し緩急の
ある展開の方が合っているだけに、この舞台での巻き返しは十分思い浮かぶ。
そう考えると前々走のパフォーマンスはやはり光っていて、無駄に控え過ぎたり
急ぎ過ぎたりがなければ、普通に勝ち負けしているイメージ。

○アプリコットフィズ
初戦で見せた決め手に加えて、前走ではかなり厳しい流れを好位から押し切る
形で2着して、相当な地力を備えていることを示した。
とりあえずここで割り引くような要素は見当たらない。

▲ギンザボナンザ
単純に前走のパフォーマンスを発揮できるのならば、例年の水準なら普通に
勝ち負けするレベルを示している。
ただし決め手ということを考えると、このメンバーだと上がいる…という感覚。

注ブルーミングアレー
決め手に関してはここでは上の存在だが、それまでの経歴から比べて前走で
一気に道中の水準が上がったことで脚が削られた…という印象が強い。
ここでは前走よりかは道中で楽が出来るかもしれないし、鞍上が鞍上なだけに
しっかり脚を溜めてきそうではあるが、地力の面では積極的に押しづらい
というのは否めない。

△トーセンフリージア
前走の厳しい流れの中で掲示板を確保している…という事実だけでも、ここでも
ある程度の評価をすべきだが、決め手に関しては全く物足りないので、やはり
掲示板まで…という扱い。

△イイデサンドラ
決め手に関しては足りないが、前走のように道中の水準が高いレースでしっかり
凌ぎ切っているのは評価できて、地力の面では十分上位争いが可能なはず。





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