2019年2月16日土曜日

フェブラリーステークス展望(予想)2019



予想

この条件が初になる有力馬2頭の存在で、不確定の要素も大きく、感覚的には
この先に向けて見るレースではあるが、一方で、だからこその妙味もある。
⇒ここは冷静に、逆らっておきたい。

◎ゴールドドリーム
まず単純に、この条件では1度たりとも連対を外していない馬。
展開的にも、フェブラリーSで言えば、昨年の超ハイペースも攻めた内容から
しっかりと好走。一昨年の(前半はかなり速いが)道中が緩む展開はキッチリ
勝ち切っていて、正直穴がない…という経歴。(2着=失敗かどうかだが…)
ルヴァンスレーヴがいないのであれば、まずはここから…とはなる。
前走・東京大賞典は、ハイペースからの完全な持久力勝負で、持ち前の決め手を
活かせるようなレースではなかったし、自身よりも後ろの馬に少し負けただけで
あれば、特に問題はないはず。
インティの動向次第だが、今年は昨年程のペースは考えづらいし、素直に期待。

○サンライズソア
チャンピオンズCは、少し控えた選択をした分、外からの馬に前に入られて、
その結果、後半は外々を回す競馬になり→展開的には逆境の立場に。それでも、
直線坂まではしっかりとした脚を使えていたし、力は十分示したと言える。
この舞台では、ユニコーンSのかなり厳しい展開で、比較的高い位置取りから
→粘った3着があり、武蔵野Sの溜め→切れという展開でもしっかりと好走。
一応は緩急問わず…だし、適性的には普通にこなせていいはず。
下が湿るようなことでもあれば、(同父サクセスブロッケンのイメージから)
スピードレースの中での惰性力で一発!まで考えたが…、ここは無難に2番手。

▲ノンコノユメ
チャンピオンズCは、内寄りの枠ながら向こう正面で外に向かい、3~4角も
外々を回した内容。ただでさえその手の競馬では難しいコースだが、上がりに
寄った展開でもあったので尚更。度外視。(一昨年と同じ負け方…)
ここでは昨年勝利。不調期の2年前はともかく、3年前もしっかり連対。
どちらかと言うと持続力という方向性だが、馬格がない分、細かく脚を使える
ため、加速も大丈夫。流れが落ち着いた場合の位置取り的な難しさ…というのは
あるが、それでも'17武蔵野Sのように、ある程度の格好はつけられるはず。

注オメガパフューム
前走・東京大賞典は、前半~道中がかなり速くなり→上がりが掛かって、完全に
持久力オンリーというレース。
さすがに差し有利と言っていい展開だったので、この馬は位置取り的に恵まれた
格好だが、自身も道中では極端に脚を使いつつ→直線ゴールドドリームに喧嘩を
売って、ガツガツやり合っての勝利なので、その地力は認められる。
この舞台に対しては、(切れもそれなりにあるが)やや持続的な要素が強過ぎか
…という印象があるので、今回は相手までにしたいが、可能性は当然考えたい。

△コパノキッキング
前走・根岸Sのパフォーマンスは、ここを制する前のテスタマッタに近いような
内容…ということを簡単な回顧でも書いたが、他にもスプリント戦で極端に速い
上がりを使っている…など、両者には共通点がある。とにかく"脚がある"ことは
ここでは大きな武器。(というか、勝ち切るには必ず必要になる条件)
しかし大きな違いとしては、この馬には結局、マイル以上の経験がないこと。
それはつまり、地力&切れとともにここで重要な"溜めを効かす"という点での
裏付けが皆無だということ。将来はともかく、現状勝つ段階ではないのかも。

△インティ
東海Sは、道中まずまずの水準から→しっかりと末を伸ばした格好で勝利して、
単純に高いパフォーマンス。実力上位なのは間違いない。
ただし、9F戦での後傾の内容が、距離短縮の方向につながるのか?は微妙で、
例えば、同じローテでここを制したコパノリッキーやグレープブランデーは、
(前半~)道中でもっと脚を使う内容ではあった。
ここは絶対的なスピード水準の部分での試金石。可能性はあるが、相手まで。
(サクセスエナジーを行かせて、自身はミドルペースで楽々…とかなら)

△クインズサターン
武蔵野Sのパフォーマンスは高くて、水準としては、ここの好走レベルに十分
届いている扱いになる。
持続力の方に寄っているタイプではあり、このレースで勝ち負けまで意識すると
さすがに切れ不足のイメージになるが、それなりに地力が問われる展開であれば
浮上の可能性はあってもいい。
前走と同じく内枠からロスなく…という競馬が前提だが、圏内候補としては一応
考えておきたい。

△サンライズノヴァ
単純に、武蔵野Sのハイパフォーマンスを考えれば、上位の存在。
ここでは昨年4着。その時は、超ハイペースの中でしっかりとした脚は使えず、
惰性で浮上した内容。元々あまり引っ張られたくないタイプではあり、その点、
今回フルゲートにならなかったことはプラスかも知れない。
問題はやはり前走。(パサパサの)馬場が敗因とのこと。いやしかし…、クラス
1~2つ分パフォーマンスを落とす程の要因としては、少し弱い気がする。
現状、軽いダートになった訳でもなく、何もなかったことには正直しづらい…。



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