2021年4月1日木曜日

日経賞回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 前半ゆったり、道中まずまずの流れから、後半は大きく緩急がついた展開。
  • 一定の持久力&切れが問われた。

日経賞結果

ウインマリリン2.33.3 34.7 03-03-03-02
カレンブーケドール2.33.4 34.5 05-05-05-06
ワールドプレミア2.33.4 34.5 09-09-05-04
ヒュミドール2.33.9 34.7 09-10-09-07
ジャコマル2.33.9 35.5 01-01-01-01
オセアグレイト2.33.9 35.2 03-03-03-04

天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:34.9
7.1-11.6-12.3-13.0-12.5-12.8-12.8-12.5-11.7-12.1-11.8-11.3-11.8



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半落ち着いた流れから、道中でペースが整えられて、
後半は細かく緩急がつきつつ、上がりの速い形。

今回の場合、スタートはゆったりとしたものの、速いタイムが出ていた馬場でも
なく、道中以降はそれなりの水準。やはり一定の持久力は必要になった。

そして後半では、一旦ペースアップしての溜め→再加速…という振るい落としが
あって、ここでも中身の部分が問われつつ、それを前提にした上で、適性面では
"切れ"というレースになった。

脚質的には、じっくりと入りつつ→後半はほとんど11秒台の中での戦い…という
部分で、内&先行寄りが優勢になったイメージ。スタートで何もせずの→外差し
という馬には(特に)ノーチャンスだったようには感じる。

今回は、展開としては後半に偏った形だが、全体の水準としてはちゃんとG2の
水準。特に上位3頭に関しては、やはりその実力は認めておきたいところ。
あとは次戦以降、後ろからの負けた馬の巻き返しにも注目はしたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ウインマリリン
好位インからじっくりと進めつつ、直線に入ったところで一気に突き放しての
押し切り。速い脚というタイプではないが、肝心な所での一脚は使える馬で、
今回はミモザ賞の時と近いものを感じた。
全体のパフォーマンスも一気に上げてきた扱いにはなるし、単なる恵まれでは
なく、その実力はしっかりと認めておきたい。
その地脚の強さからは、(使い込んだ状態の)阪神2200mなど、イメージでき
そうな舞台はあるし、適性を見極めつつ、注目していきたい存在。

ワールドプレミア
上位は基本内を回った馬たち…という中で、1周目から外寄りに持ち出しつつ
→勝負所も外から積極的に攻めての浮上。斤量も背負う立場ではあったし、当然
これは評価しておきたいところ。
本番に向けては、もう少し立ち回りを重視した競馬を見たかった…というのは
あるものの、前哨戦のパフォーマンスとしては十分。
状態は問題なく、当然有力な1頭という扱いにはなりそう。



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