2021年4月11日日曜日

桜花賞展望(予想)2021



予想


指数的に何かが飛び抜けている状況にはなっておらず、昨年(の指数)と比べる
のなら、上位と下位の差が、昨年が30だとすれば⇔今年は20というイメージ。
数字上は混戦模様。

しかしまぁ、結局のところは中心の2頭がぶっつけ…という点で→その状況が
生まれている雰囲気だし、2歳の阪神JFの水準を、その後の数ヶ月でハッキリ
上回ったレースがないのであれば、前者を素直に評価…という選択にはなる。


◎サトノレイナス
阪神JFは、道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての2着。
年明け以降、その内容をハッキリと上回ってきた馬もいないし、やはりここでは
中心的な扱いになる。
阪神JFと比べて桜花賞では、(おそらく元々決め手に寄ったタイプが→地力を
つけてくる…という理由から)地力に寄ったタイプは少し難しくなる印象。
その点で今回、より上がりの性能に優れたタイプのこの馬が、逆転する可能性は
十分にあっていいはず。
ぶっつけの状態やスタートの課題など、リスクもあるが、ここは期待したい。

○ソダシ
阪神JFは、(前半~)道中を高い水準で進めて、結果的にワンテンポ遅らせた
仕掛けから→直線しっかりと脚を使っての勝利。
札幌2歳Sの持久力(&持続力)勝負、アルテミスSの切れ勝負にも対応して
いるように、展開によらず高いレベルで安定していて、ここでは当然中心の1頭
ということになる。
目標にされる厳しさはあるし、決め手の部分を重視という点で、相手と比較して
1つ下げる選択にはしたが、勝ち切る可能性も当然考えておきたい。

▲エリザベスタワー
1&2戦目の、自身の決め手を発揮することに集中していた内容から一転、前走
チューリップ賞では、ある程度積極的な競馬をしつつ、締まった展開の中で、
自身も道中でかなり脚を使って→上がりをまとめての(同着での)勝利。
しっかりと地力の部分を更新してきた。
破天荒な強さを見せたメイケイエールとの比較では、どうしても評価は下になり
がちだが、自身の脚の使い方&その水準は単純に高くなっているし、自在性を
含めて考えれば、可能性は十分に感じさせる。注目はしておきたい。

注ジネストラ
前走は、前半~道中がかなり厳しい展開になり、他の上位は前半2桁の通過順
だった馬たち…という中で、好位から粘り込んでの2着。回復していく馬場では
あったものの、直前の東風S(ダービー卿でも上位に入ったメンバー構成)でも
3着相当のタイムで走破しているし、その地力は当然認めておきたい。
スピードに勝っているイメージで、基本は短縮方向かも知れないが、コディーノ
&チェッキーノの下。上がりをそれなりにまとめて→粘る可能性は考えたい。
なかなかつながらないアネモネSからで、人気は皆無。密かに期待。

△メイケイエール
(同着とは言え)あの内容で→チューリップ賞を勝ち切った地力は当然高いし、
単純に阪神JFのパフォーマンスだけで言っても、普通に上位に扱える。
今回は横山典J。ポツンという可能性もあるのかも知れないが、馬の気持ちを
大事にした場合、馬の気持ちはどう考えても前に向かうだろうし、仮に自由を
与えたとしたら→どんなペースになるんだ?とはなる…。
自身としても&レース全体としても、そこは波乱要素。さて、どうなるか?

△アカイトリノムスメ
クイーンCは、前半~道中をまずまずの水準で進めつつ→上がりをまとめての
勝利。脚の使い方的には、前半で引っ張られるこのレースにはつながっても良さ
そうだし、それまでの2勝も含めて、適性的な幅の広さがある馬で、崩れづらい
…ということは言えそう。
現状、単純なヨコの比較だと、他の組に対して威張れるまでの水準にはなって
いないものの、1つ更新があれば、食い込んでくる可能性は当然ありそう。

△アールドヴィーヴル
初戦の(新馬戦としては)かなり高いパフォーマンスから、前走ではもう1つ
上げてきて、重賞でもしっかりと好走。力を示した。
ぶっつけの馬もいる中で、最少のキャリア2戦。ここに出てくるような馬は、
3戦目まではトントンと水準を上げてくるものだし、さらなる上積みがあるの
なら、勝ち負けに加わってくる可能性もなくはない。
今回また馬体が減るかも知れない…というのは気になるが、注目はしてみたい。

△エンスージアズム
元々決め手という方向性で、着はバラつきつつも常に一定以上の上がりを示して
いた馬が、前走では(前半は落ち着いたが)道中を高い水準で進めて→上がりも
長い脚を使っての浮上。徐々に力をつけてきている印象にはなった。
単勝100倍超えの低人気にはなっているが、指数的には普通に上位に食い込んで
きているし、ディープ産駒でこの舞台に戻っての前進もあっていいはず。
前半でやり過ぎることがなければ…だが、面白い存在ではある。



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