2021年4月15日木曜日

ニュージーランドトロフィー回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 道中締まった流れから→勝負所で加速という展開。
  • 一定の持久力&持続力(&勝ち馬のみ切れ)が問われた。

NZT結果

バスラットレオン1.33.1 34.6 01-01-01
タイムトゥヘヴン1.34.0 35.0 06-07-05
シティレインボー1.34.2 35.5 03-02-02
ヴィジュネル1.34.5 35.5 06-07-06
シュバルツカイザー1.34.5 35.4 10-10-06
ゴールドチャリス1.34.5 35.1 10-14-13

天候:晴 芝:良
上り4F:46.4 3F:34.6
前半4F:46.7
12.4-11.3-11.3-11.7-11.8-11.7-11.2-11.7



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、スタートは平均的な入り方をしつつ、道中は淀みのない
流れになって、そこから勝負所である程度しっかりと加速する形。

今回の特徴は、道中が締まった展開になったこと。レース全体としては後傾の形
だが、それは勝ち馬1頭が作ったラップで、2着馬以降で考えればむしろ前傾。
やはりそれなりに高い水準での追走が求められた…ということは言えそう。

後半の加速に関しても、勝ち馬だけが示したものではあり、適性的には、一定の
持久力&持続力(&1頭限定で切れ)というレースだった。

脚質的には、しっかりと緩む場面のない展開の中で、ある程度流れに乗る&ロス
なく進めることが重要になったが、結局のところは地力が反映された印象。

他が少し物足りない部分もあるし、距離ロスした馬の巻き返しなども一応考え
られるが、何はともあれ、今回はバスラットレオン。同馬の今後に素直に期待!
ということにはなる。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

バスラットレオン
上記のように、この馬を除いて考えれば前傾のラップになっていたレースを、
1頭で後傾のレースに変えてしまった…という圧勝。
過去この手の(前傾戦を→後傾戦にした)内容を示した馬…ということで思い
当たるのは、アーリントンCでのペルシアンナイト。同馬はその後皐月賞2着
から→その年のマイルCSを制覇している。
メンバーも、競馬の内容も全く違うし、同じようにいく訳ではないだろうが、
やはりこの先、しっかりと注目はしておきたい存在。



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