2021年4月29日木曜日

マイラーズカップ@阪神回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 前半~道中がかなり速く流れた展開。
  • 高い持久力&持続力が問われた。

マイラーズC結果

ケイデンスコール1.31.4 33.8 08-08
アルジャンナ1.31.6 33.7 10-10
カイザーミノル1.31.6 34.6 04-04
ダイワキャグニー1.31.6 34.5 05-05
エアロロノア1.31.6 33.8 10-10

天候:晴 芝:良
上り4F:46.9 3F:35.6
前半4F:44.5
12.5-10.2-10.6-11.2-11.3-11.2-12.3-12.1



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半が相当に速くなり、道中も速いスピードを保った
まま進む展開で、上がりは落ち込んだ形。

7F通過が1分19秒3。とにかく今回は、前が距離誤認レベルで引っ張った格好。
後続に関しては、上位の中では最も前から進めていたカイザーミノルあたりで
考えると、やや前傾の一貫した内容といったところだが、適性的には、やはり
高い持久力&持続力が問われた。

脚質的には、厳しい展開でやや差し優勢といったところだが、馬場は相変わらず
速く、結果としては好位もそれなりに残った形。結局は地力(スピード耐性)が
反映された印象にはなる。

この先に向けては、今回は指数的にもそれなりに高く出ているし、とりあえずは
上位の実力を素直に信頼…でいいはず。
あとはトップレベルの馬たちが、メンバー集まり過ぎ!になりそうな宝塚記念と
両睨みしてくるだろうから、何頭が安田記念に回ってくるのか?という問題。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ケイデンスコール
前半は多少受け流しているが、道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりと
まとめての勝利。前2走と同様に、高い持続力を発揮した格好。
とにかく今は充実。肉体的な負荷に対しても、以前とは全く違うレベルで耐性を
見せていて、このレベルでは威張れるくらいになってきた。
トップレベルに対してどこまで出来るか?というのはあるものの、東京のタフな
スピード勝負も十分こなせそうだし、当然本番でも注目はしておきたい存在。

アルジャンナ
ケイデンスコールとは前半のコンマ数秒分の差というくらいで、道中~上がりは
ほぼ同じまとめ方が出来ているし、パフォーマンスを大きく更新。
指数的にも、ここへきて東スポ杯の数字をしっかりと上回ってきた。
(逆に言うと、同レースがどれだけ高い水準だったのか…という話だが)
この内容を示せるのであれば、この先の視界は良好といったところだし、特に
末を伸ばせる舞台での活躍には、当然期待が持てそう。

カイザーミノル
上記のように、上位の中では最も前から進めた格好で、前半~道中を一定に近い
高い水準で進めつつ→直線も粘り込んでの3着。地力を示した。
やや前傾の内容的には、1つ短縮するとピッタリという気はするが、この内容を
示せるのなら、当然先の期待は高まる。
次がどこになるのか?分からないが、しっかりと注目はしておきたい。



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