2021年4月24日土曜日

マイラーズカップ@阪神展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • ミドルペースから、一旦溜めて→しっかりと加速する展開。
  • 持久力&切れが問われる。
  • 予想◎ケイデンスコール

参考ラップタイム

(阪神開催時代&阪神牝馬S平均)


ラップ傾向

10年振りに阪神に戻ってきた…という格好。
改修後の2007年~2011年のラップを参考にしつつ、(少し時代を遡ることに
なるので)近年、同時期に行われている阪神牝馬Sを一応合わせて見ておく。

それらのラップタイムを見ると、前半ミドルペースから、形としては道中で一旦
溜めつつ→しっかり加速という展開が基本。適性的には、当然切れが問われる。

両者の違いで言えば、阪神牝馬Sと比べてマイラーズCは、(前半~)道中が
もう少し締まる扱いで、そこはやはり(時代の違いという以上に)レベルの違い
…と言った印象。

したがってここでは、(一定水準以上の道中に耐えられる)持久力をまずは問い
つつ、そこからしっかりと末を伸ばせる馬…というイメージで考えたいところ。


好走の条件
・持久力&切れがあること。



予想


◎ケイデンスコール
中山記念は、道中でかなり脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめての2着。
少なくとも後半はマイル水準で1800mを走っている扱いだし、以前とは別馬の
ようなパフォーマンスになっている。
元々は切れ方向の馬。舞台に対する適性は問題ないし、馬体も肉付きが良くて、
ロードカナロア産駒がこうなると簡単には崩れそうもない。
誰が乗るのか?問題がいきなり浮上したが、とりあえずは誰が乗っても…という
イメージ。素直に期待しておきたい。

○エアロロノア
前走は、道中を高い水準で進めつつ→しっかりとした決め手を発揮しての勝利。
その前の数戦も含めて、道中~上がりの部分では安定して高いパフォーマンスを
示しているし、ここでも確実な浮上が見込めそうな雰囲気。
今回は昇級初戦という立場だが、前走の内容だけで言えば(個人的な指数では)
相手とは互角に近い水準まで達しているし、可能性は当然考えたい。

▲ギベオン
金鯱賞は、他が伸びあぐねた部分もあるが、自身も道中でかなり厳しいラップを
踏みつつ→押し通しての勝利。やはりその地力は認められる。
過去のマイル2戦はともに強い内容。惰性部分の強さが持ち味のタイプ的に、
坂上の短い阪神がベストという訳ではないだろうが、単純に距離短縮はプラスに
働く可能性もある。上位には当然考えておきたい存在。

注ボンセルヴィーソ
中山マイルにハマっている今の状況で、適性が全く異なる阪神に対してどうか?
とはなるが、元々同舞台の朝日杯FSでは3着しているし、NHKマイルCでも
3着。溜めを効かすことは出来ていたし、こなせないことはないはず。
決め手の部分では分が悪くなる可能性もあるが、速い馬場の中で積極的な競馬を
しつつ→粘り込む目はしっかりと考えたい。

△ラセット
中京記念&前走は、道中~上がりで相当に高いパフォーマンスを発揮。それらの
内容で考えれば、ここでも普通に上位扱いになる。
ただし、どちらも強い内容だが、今の状況とは馬場が違う…というのが問題。
間に合うかどうか?という部分はやはりあるし、注目はしつつも、相手まで。

△エアスピネル
元々の実力では、ここでは当然ナンバーワンレベルの存在。
阪神マイルに対しても、(遡るが)朝日杯で2着しているし、適性は高いはず。
ただし、ダート仕様に変化した今、速い馬場でどこまで?ということにはやはり
なるし、ここは相手の1頭までに止めておく。



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