2021年4月3日土曜日

大阪杯展望(予想)2021



予想


枠が出た瞬間に、何を推すか?は決まったはずだったのだが、天気を確認して
みれば、雨…。分からなくなった。

はっきりとした結論は出ないが、結論が出ないくらい悩むのであれば、期待値の
ゲームである競馬では、妙味のある方…という意思決定にはなるし、最終的には
この舞台のセオリー通りの選択に。


◎サリオス
昨年秋は、毎日王冠で古馬レベルでの強さをしっかりと示し、順調な成長を見せ
つつも、その後はマイルCSで後ろから切れ負けしただけ…という不完全燃焼。
秋初戦のパフォーマンスがあの水準で、2戦目(or3戦目)が自身の持ち味を
活かせるレースだったなら、さらなる飛躍を遂げていた可能性もあるし、現状、
実際に示している以上のレベルにあってもおかしくはない。
コントレイルに対しては、ダービーでは差をつけられたが、皐月賞ではコンマ
1秒差。持続力やパワーという方向性からは、この馬こそこの舞台向きと言え
そうなタイプだし、(ここのセオリーの)ある程度流れに乗りつつ→ロスなく
立ち回る…ということが出来そうな枠も確保。
雨で馬場がどうなるか?というところで、正直分からなくなってしまったが、
グランアレグリアの参戦によって、脇役の筆頭…くらいの人気。
そんな扱いの馬ではなかったはず。推し切ってみたい。

○コントレイル
ジャパンCは、アーモンドアイには敗れたが、外を回して他よりもロスをした
内容ながら、道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめる形で、しっかりと
迫った強い2着。パフォーマンスも、それまでと比べて更に上げてきた格好に
なるし、単純な比較では、ここでは当然上…という扱いになる。
問題があるとすれば、コース取りの部分。枠の並び的に、過去の勝ち馬が通った
ポジションにはサリオスがいそうな雰囲気で、後半長い脚を使いつつ→最後伸び
切れるか?という戦いの中では、少し不利になる可能性がある。
雨で今年はむしろ外を回してきた方が良くなるかも知れないし、そこは当日の
馬場次第だが、相手に注目…という意味でも、今回は1つ下げてみる。

▲グランアレグリア
安田記念の超ハイレベルな内容を考えれば、地力ではやはり上位の存在。
そこの道中~上がりで示したパフォーマンスを2000mに換算すれば、とりあえず
数字上はこなせていい扱いだし、可能性はある…ということにはなる。
ただし、1200mまで対応できるフットワークが、距離延長に対しては効率面で
マイナスに働かないか?という部分はあり、少なくとも今までとまるっきり同じ
水準…という訳にはいかないかも。
最終的には、まさしく単穴…というイメージで、このあたりに配置するしかない
のだが、人気との兼ね合いでは、あまり積極的な考え方にはしづらい印象…。

注カデナ
小倉大賞典は、1つ浮上し切れずに終わったが、58kgを背負いつつ、後方から
道中で極端に脚を使った格好だし(真ん中の3Fを33秒フラットくらいで走って
いる→伸び切れなくて当然)、自身の内容的には十分な水準だった。
昨年ここでは4着。その時は鞍上の好判断から→内を捌いての浮上だったが、
道中~上がりではしっかりと高いパフォーマンスを発揮している。
雨でその再現性は微妙になったのかも知れないが、自身のレベル自体は保って
いる印象だし、浮上の可能性は考えておきたい。

△モズベッロ
現状、昨年の良かった頃の水準にはまだないが、全くダメだった有馬記念から
すれば、前々走→前走と、徐々に水準を上げているし、ここでもう1段戻せば
…というところまで来ている印象ではある。
あの宝塚記念で(勝ち馬には離されたものの)3着しているように、走法的に
道悪はこなせるし、持続力に寄ったタイプ的にも、この舞台には合う。
この手のタイプにハマる池添Jに戻り、雨で実質的なペースが上がるようなら、
上位に食い込む可能性は考えてみたい。



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