2021年5月2日日曜日

天皇賞(春)@阪神展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 前半ある程度引っ張られつつ、後半は長い脚を使う展開。
  • 高い持久力&持続力が問われる(はず)。
  • 予想◎ワールドプレミア

参考ラップタイム




ラップ傾向

阪神開催。外→内と周ってくるこの設定では、3勝クラス戦(松籟S)を1戦
消化しただけで、他に参考にできるレースがない…というのが悩みどころ。
とりあえず、舞台設定と、阪神大賞典のラップから考えてみたい。

3200mと3000mは、6F目の区間(1100m辺り)で合流して、その後は同じ。
つまり両者の違いは、最初の3分の1程度ということになるので、その区間の
コース形状の違いを把握すれば、ある程度のイメージは描ける…かも。

まず最初の直線の長さはほぼ同じ。外回りの方はごく僅かに上るが、おそらく
その部分は大きくは影響しないはず。

その後の3~4コーナーに関しては、外回りの方がやはり緩やかなカーブになる
ため、(内回りと比べて)スピードが落ちづらい…ということは1つ言えそう。

そして、阪神ではラスト1Fからの急な上り坂の前に、坂をジワジワと下る訳だが、
内回りは3Fの間に2m(弱)下るのに対して⇔外回りは2Fの間に2m(強)下る。
つまりは外回りの方が傾斜がキツく、ここは1つポイントになり得る。

ゆったりしたコーナーでスピードが落ち切らない状態から→その後も相対的に
急な下り坂でペースが落ちにくい(もしかしたら少し上がるかも)となれば、
3200mの方が、多少なりとも前半の比重が大きくなるのかも知れない。


実際に松籟Sを見ると、その時はスタート直後に前が飛ばして作ったラップでは
あるものの、4コーナーでは既に馬群が凝縮されていた格好で、つまりは後続も
なかなかのスピードで1周目の直線を迎えた印象になる。

その後の展開は、サンプル数の多い阪神大賞典と近いものになる…と考えたい
ところだが、平均すれば前後イーブンくらいの阪神大賞典に対して、天皇賞は
より前傾になる…というイメージを、とりあえずは描いておきたい。

適性的には、前半である程度負荷が掛かりつつ、後半も長い脚を使う展開という
点で、高い持久力&持続力が必要になりそうで、末を伸ばすイメージの京都と
比べれば、やはり"耐える"という要素が強くなりそうな雰囲気ではある。


好走の条件
・高い持久力&持続力が必要



予想


◎ワールドプレミア
日経賞は、基本的に内を回った馬が上位という中で、外を回しての3着。
相手よりも(実質的にも)斤量を背負う立場だったし、十分に評価はできる。
これまでの経歴は、必ずしも順調とは言えない馬だが、道中~上がりに掛けての
パフォーマンスはずっと安定。神戸新聞杯の上がり32.3秒という内容も一応ある
ものの、その後は末を伸ばすというよりも、地力で上がりをまとめている印象
だし、タイプ的にこの舞台にハマる可能性はありそう。
それなりに引っ張られる形ならば、勝ち切るイメージも湧く。期待してみたい。

○ディープボンド
阪神大賞典は、ある程度好位から進めつつ、長い脚を使う展開の中で、最後まで
一定のリズムで押し通しての圧勝。持久力&持続力を示した。
上がりには限界があるイメージからも、阪神の(肝心なところが)内回りという
設定は合っているし、やはりここでは有力な存在ということになる。
ある程度積極的に行くタイプ的に、前半でしっかり引っ張られた場合のリスクは
あって、その点で勝ち切れるかどうか?というのはあるが、当然注目はしたい。

▲ユーキャンスマイル
舞台が阪神に替わって、間違いなく得をしそうな1頭。
阪神大賞典では常に力を示している中で、3200mになって実際に少しでも前傾に
なるのであれば、前進を示す可能性もある。
(状態的には、あと1年早く阪神で出来ていたら…というのは少しあるが)
前走の段階で既に乗り替わっている…と、陣営もなかなかの先見の明を発揮して
いて、急遽の騎手変更もなし。やはり浮上はしてくるものとして考えたい。

注オーソリティ
長さがあるタイプ的に超長距離は合っている印象だし、パワー系という点でも
この舞台にハマっても良さそう。
もちろん、実際に結果を出しているのは東京…というのも事実。小回り・内回り
型の舞台では(長さを)持て余す部分があるのかも知れない。
それらをどう捉えるか?ここへ来て迷ってしまうが、今回の大外枠というのは、
この馬にとってはむしろプラスに働く可能性がある。⇒少しだけ積極的に。

△アリストテレス
示しているパフォーマンスでは当然上位の存在で、(天気は微妙なところだが)
馬場が速い状態を保っていることは好材料。
ただし、同じエピファネイア産駒のデアリングタクトの例もあるように、内回り
型で、早い段階から脚を使う展開には、本質的に合っていない可能性がある。
イメージ的には、もっと大きく回って→真っ直ぐに力を使った方が良さそうで、
その点、内枠はプラスとは言いづらい。馬群全体が大きく回ってくる形なら。

△カレンブーケドール
ジャパンCの道中~上がりで示したパフォーマンスは、ここでは一線を画す…
というくらいの扱いだし、脚の使い方的には、距離延長もこなせて良さそう。
ただし、ジャパンCから→有馬記念では1つ内容を落とした経歴から考えると、
キビキビと脚を使う必要がある内回り型のレースよりも、広いコースでもっと
効率を活かしたいイメージにはなり、この舞台はピッタリではないかも。
地力的に上位を争う可能性はやはりあるが、評価としてはここまで。

△ディバインフォース
2走前は、前が飛ばして引っ張られる展開の中で、道中をかなり高い水準で進め
つつ→上がりをまとめての完勝。前半はともかく、道中以降はこのメンバーでも
普通に上位に扱えるレベルのパフォーマンスになっているし、格上挑戦だが、
内容的には全く無視できない…という存在。
復帰した鞍上も、土曜は普通に2勝。それならば堂々と鞍上確保…と言えるし、
最後に浮上してくる可能性は考えたい。

△ナムラドノヴァン
基本的には、引っ張られてこその馬だが、後半の長い脚という部分では確実な
ものを見せている。
阪神大賞典では、勝ち馬には離されたものの、それまでより斤量を背負っても
しっかり浮上して来たし、体力勝負ではここでも上位に扱える。
展開がどの程度のものになるのか?次第だが、前走より前半に傾くのであれば、
やはり食い込んでくる可能性もあっていいはず。




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