2021年5月29日土曜日

葵ステークス@中京展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 前半が極端に速くならず、上がりをしっかりまとめる展開が基本。
  • 一定の持久力を前提に、持続力(&切れ)が問われる。
  • 予想◎モントライゼ

参考ラップタイム

(古馬1~3勝クラス平均)


ラップ傾向

中京開催。6FはG1まである主要な距離だが、3歳戦はほぼ未勝利のみ。
とりあえずは、古馬の条件戦から考えておきたい。

基本的にこのコースは、クラスが上がるにつれて前半のペースが頭打ちになり、
前後半イーブンor上がり勝負の方に近づいていく…という舞台。
(G1などのハイレベルなレースになると、また少し違ってくるが)

その点で適性的にも、一定以上の持久力を備えていることを前提にして、徐々に
持続力(&場合によっては切れ)という要素が濃くなっていくイメージになる。

現状グレードが貰えていない3歳重賞を、どの程度のレベルとして扱えばいい
のか?というのは難しいが、やはり"耐える"のみの馬では少し足りない…という
見方はしておきたい。

脚質的には、逃げ切りも差し切りもあるコースだが、前半が極端に速くならず、
(レベルが上がれば特に)道中が締まりがち…というところから、コーナーを
ロスなく回すことは重要になりそう。


好走の条件
・一定の持久力は必要
・持続力(&切れ)があること



予想


◎モントライゼ
ファルコンSは、朝日杯でぶっ飛ばしたところからの→立て直しというレース。
上位2頭には少し離されたものの、パフォーマンスは十分に高くなっているし、
(中団からだが)自身前傾の内容で、距離短縮にはつながっていいはず。
元々6F戦では、厳しい流れを粘り込むことと、上がりをまとめることの両方を
示している馬だし、展開によらず力は出せそう。
内寄りの枠も引いたし、ここは巻き返しに期待しておきたい。

○ダディーズビビッド
前走は、引っ張られる展開を少し離れた好位から進めて、勝負所で他をねじ伏せ
つつ→突き放しての圧勝。自身もある程度高い水準のラップを踏んでいた中で、
最後も落とさない…という、高いパフォーマンスだった。
好走しているレースは、全て(自身)後傾の内容という点で、初の1200m戦に
対して不安もなくはないが、ここは1400mタイプが好走しやすい舞台。
やはりしっかりと注目はしておきたい。

▲インフィナイト
ファルコンSは、前半でしっかり脚を使いつつ→上がりをまとめての5着。
それまでの走りからすると新味を出してきたイメージではあり、距離短縮して、
パフォーマンス的にも大きく更新してきた。
その前走の内容からは、(特にこの舞台なら)さらなる距離短縮にも対応できて
良さそうだし、当然注目しておきたい存在。

注サルビア
ファルコンSは、速い流れの中で前半から脚を使いつつ、上がりをまとめる形
での4着。直線は(少し荒れていた)内寄りに進路を取った格好だし、その時の
パフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位扱いになる。
コース替わりの週で、人気どころの中では少し外寄りの枠を引いた分、1つ推し
切れないところはあるが、相手にはしっかりと考えたい。

△ヨカヨカ
フィリーズレビューは、前傾の締まった展開の中で、ある程度好位から進めつつ
→上がりをまとめての2着。内容的に、距離短縮にはつながっていいだろうし、
内枠も確保。好走の可能性は当然ありそう。
少し下げたのは、中京7Fから駒を進める組の水準が単純に高く、序列としては
この位置になってしまう…というだけ。

△マリーナ
前走は、ダディーズビビッドには軽く捻られる結果に終わったが、相手の水準が
高過ぎたというだけで、自身のパフォーマンス自体は低くない。
内容的にも、相手より前半~道中で脚を使っている格好で、距離短縮して前進を
見せる可能性はあっても良さそうだし、軽視はできない存在。
とりあえず、相手には考えておきたいところ。

△ロングトレーン
中京で2勝。2走前の同舞台・1勝クラス戦では、外からしっかりした脚で突き
抜け。7Fの未勝利戦は、厳しい展開を好位からの押し切り。
後者は全体のパフォーマンスも2歳9月としては高くなっているし、それらの
合わせ技で考えれば、ここでも上位に扱える。
外差しが許される状況なら…という条件付きだが、浮上の可能性は考えたい。



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