2021年5月26日水曜日

平安ステークス@中京回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 前半~道中がかなり速くなった展開。
  • 高い持久力(&勝ち馬のみ持続力)が問われた。

平安S結果

オーヴェルニュ1.54.7 36.4 03-03-02-02
アメリカンシード1.55.7 38.2 01-01-01-01
マルシュロレーヌ1.55.9 37.1 09-09-07-07
アルドーレ1.56.0 36.3 14-14-14-14
スワーヴアラミス1.56.1 37.8 03-03-02-03
ミヤジコクオウ1.56.1 37.6 05-05-05-03

天候:曇 ダート:重
上り4F:49.6 3F:37.2
7.1-10.8-11.0-12.3-11.8-12.1-12.4-12.8-12.0-12.4



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半から速い流れなって、道中もかなり締まった展開。
そこからコーナーで少し溜めて→直線で加速という形。

今回は1頭が少し離して逃げた格好。後続は後半の緩んだ区間で詰めていて、
実質はもう少しフラットに近いラップだが、どちらにしても(馬場を考えても)
前半~道中は速くなった。

前掛かりな展開の中で、(勝ち馬がいなければ)最後はかなり落ち込んでいる
扱いだし、後方から追い込んだ馬も含めて、上がりは基本止まりながら。
適性的には、高い持久力(&勝ち馬のみ持続力)が問われた。

脚質的には、引っ張られつつ→緩急がつく形という部分で、差し馬に向いていい
ところだが(実際に浮上している馬もいるが)、速い馬場で(それに伴った)
スピードに削られて、結局は地力が物を言ったイメージ。

この先に向けては、今回はやはりまずは圧勝の勝ち馬…ということになるし、
指数的にも、G1でも上位争い出来ていい数字。当然そこに注目しつつ、あとは
離された馬に関しても、平均的な重賞の上位…という扱いはしておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

オーヴェルニュ
前半で引っ張られつつ、道中~上がりを一定に近い水準でまとめての圧勝。
この馬がいなければ、ラスト1Fは13秒台まで落ち込んでいたレースではあり、
それを斤量を背負う立場ながら、(持久力オンリーから→)持続力勝負に変換
してしまった格好。当然高い評価ができる。
とにかく、東海Sに続いて"耐える"レースでの強さを改めて示した。
いかにもスマートファルコン的な方向性だし、父同様に、大井でも強気な競馬
から→何とかしてしまう可能性は十分あっても良さそう。注目したい。



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