2022年4月8日金曜日

大阪杯回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • 前半がかなり速くなって、その後も淀みなく&早仕掛けの展開。
  • 高い持久力&持続力が問われた。

大阪杯結果

ポタジェ1.58.4 35.3 05-05-05-04
レイパパレ1.58.5 35.6 03-03-03-03
アリーヴォ1.58.5 35.0 12-10-09-06
ヒシイグアス1.58.7 35.3 07-07-07-06
ジャックドール1.58.9 36.3 01-01-01-01
スカーフェイス1.58.9 35.0 14-14-13-10

天候:曇 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.8
前後半1000m:58.8-59.6
12.3-10.3-12.0-12.2-12.0-12.1-11.7-11.5-11.8-12.5



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、道中も一定以上の水準を保つ
展開。上がりは(このコースらしく)早い段階から仕掛けつつ→直線は完全に
右肩下がりの形になった。

今回の特徴は、やはり前半(&道中)の速さ。
2F目の10.3秒という数字が物語っているように、スタートの部分でしっかりと
引っ張られた格好。その後も淀みなく&早仕掛けという、このレースの傾向を
踏襲した展開になり、適性的には高い持久力&持続力が問われた。

脚質的には、厳しい展開でも後方の馬はむしろ浮上し切れず、好位~中団辺りで
比較的流れに乗った馬が上位に入った。その点の解釈は難しいところもあるが、
スピードの方に極端に寄ったことで、(もう少し長いところに適性距離がある
ような)ゆったりしたタイプが忙しくなって→脚を削られ、その結果、中距離
的な資質に優れた(特化した)タイプが優勢になった雰囲気ではある。

あとは、前半の比重が大きくなった展開ではあるものの、コーナー部分が速い
ところは例年通りで、ロスなく回すことはやはり重要になった。

この先に向けては、この展開なので上位の地力をまずはしっかりと認めたいし、
例えば宝塚記念などは(今回と同じく)前傾の持続勝負が基本ではあるので、
つながっていく可能性は十分にありそう。特に脚の使い方的に、今回しっかりと
末を伸ばしたようなタイプには注目しておきたい。
(もちろん1F距離が延びてリズムは少し穏やかになるので、今回流れに乗り
切れなかった馬の巻き返し…というのもあっていいはず)


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ポタジェ
ある程度積極的なポジションを確保しつつ&内に入れて、直線は粘り強く脚を
伸ばしての差し切り。全体としては(自身)イーブンくらいでまとめた内容で、
高い持続力を示した。
前走の内容を受けて→戦略をしっかりと立て直してきた鞍上も見事だったし、
「(この結果には)理由がある」という雰囲気の、価値ある勝利だった。
次は宝塚記念になりそうだが、上記のように展開的には今回と近いような形に
なりやすいレースだし、当然そこでも活躍する可能性はあっていいはず。
あとは展開や馬場の面で、位置取りの調整ができれば…といったところ。

レイパパレ
昨年と比べると僅かに抑え気味ではあるが、ハッキリとした前傾の内容から、
厳しいラップを踏んでの→粘り込み。走法的な部分での舞台への適性はあった
だろうが、勝負所では外を回していた訳だし、改めて高い地力を示した。
次はどこに向かうのか分からないが、2年連続での前傾のハイパフォーマンス
というところで、距離短縮でも1度見てみたい気はするが…。
とりあえず、動向に注目したい。

アリーヴォ
周りの様子を窺いつつ、じっくりと構えて、極力ロスをしない内容から→直線
ジワジワと詰めての3着。道中~上がりという脚の使い方で、もちろん馬も高い
パフォーマンスを発揮しているが、武豊Jも素晴らしいコース取り。
今回は特に騎手が目立ったレース…という印象にはなった。
この馬の場合は後傾の内容で、1Fの距離延長もむしろハマって良さそうだし、
宝塚記念も面白そう…と思っていたところで、捻挫(?)という噂。
そこはもう無理をせず、状態優先で。長い目で注目していきたい。

ジャックドール
これまでの経歴は全て後傾の内容。飛ばすというより、締めつけることで強さを
見せてきた…という中で、今回はハッキリとした前傾の競馬。
(馬場の影響か)外の馬のスピードの乗りが良く、脚を使っての→ハナになって
しまったことで、少し良さが出なかった雰囲気ではある。
この展開になっては…というところで、結果は仕方がないし、それでも掲示板に
しっかり残っているのは、むしろ地力の証明。
とりあえずは、次戦以降での巻き返しに期待しておきたい。
(イメージとしては、まずは東京10Fになるが、海外でも面白そうな馬だし、
もしパンサラッサと戦ったら…と、興味は尽きない)

エフフォーリア
さすがに状態がどうだったのか?というのはあるが、内容的には、これまでの
レースと比べて(実質)前半から最も脚を使った格好だし、コース取りも早い
段階から外を意識した競馬。
前者の部分では、道中から忙しく見えた…というのはあるし、後者の部分では、
この馬だけでなく(もう1つ長い距離で結果を出しているような)アカイイトや
キングオブコージも外を回して→直線不発となっていて、展開やコース取りで
逆境の立場になった可能性はありそう。
結局のところ、(これ程に負けるとなると)おそらく敗因は複合的なものだと
思うし、とりあえずは、しっかり立て直しての→復活に期待をしておきたい。




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