2022年4月1日金曜日

高松宮記念回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • 速く&締まった展開。
  • 高い持久力が問われた。

高松宮記念結果

ナランフレグ1.08.3 33.9 15-14
ロータスランド1.08.3 34.3 07-08
キルロード1.08.3 34.7 03-03
トゥラヴェスーラ1.08.4 34.2 12-11
メイケイエール1.08.4 34.4 07-08
レシステンシア1.08.6 35.2 01-01

天候:晴 芝:重
上り4F:45.9 3F:34.9
前半3F:33.4
12.1-10.3-11.0-11.0-11.5-12.4



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半から速くなって、道中も速いスピードを維持する
展開。上がりは完全に右肩下がりの形になった。

今回はシンプルに、速く&締まった展開。
(少なくとも前の馬は)後半に余力を残さない…という内容から→最後は崩れた
格好で、適性的には、当然高い持久力が問われた。

脚質的には、この展開なので息を入れられなかった前の馬には厳しくなって、
基本はやはり差し馬が優勢になった。
あとは(まだ重が残っている状況ではあったが)一応回復していく過程の馬場
というところで、左右で言えばロスなく回すことが重要だったイメージ。

この先に向けては、レース全体としての水準は低くないので、まずは上位の力を
しっかりと認めつつ、(位置取り&コース取りによって明暗が分かれた部分も
あるため)それぞれの挙動によって細かい上げ下げを考えたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ナランフレグ
後方からロスなく回しつつ、直線もイン突きから→最後はこじ開けるような形で
伸びての勝利。展開に対する位置取りや枠などで恵まれた部分もあるが、鞍上の
腹を括った好騎乗だった。
馬自身も(いつも通りの)後傾の内容ではあったが、これまでのレースと比較
すると(実質)前半から脚を使った格好で、地力の部分で前進を示した扱い。
この先も脚質的に環境に左右される部分はあるだろうが、活躍していく可能性は
当然ありそう。注目していきたい。

キルロード
好位外から進めつつ、直線に入ったところではなかなか主張できなかったが、
ラップが落ちた最後の部分をしっかりと踏ん張っての3着。17番人気での激走
ではあったが、位置取り&コース取り的には恵まれたどころか、むしろ逆境の
立場だった。これはもう地力を認めるしかない。
当然この先の活躍にも期待したくなるし、次戦以降、仮にこの結果をフロック視
されるようなら、積極的に考えてみたい感覚にはなる。

レシステンシア
ハナを取り切って、厳しい展開を演出しつつ→最後が少し苦しくなった6着。
鞍上が内を意識していたこともあり、前半から脚を使ってのポジション取りでは
あったし、その後も一瞬たりとも息を入れられない形になり、内容的にこれは
仕方がなかった。
結果はともかく、最後は粘りを見せて地力は示しているし、シンプルに、次戦
以降での巻き返しに期待しておきたい。



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