2022年4月2日土曜日

ダービー卿チャレンジトロフィー展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • 道中淀みなく流れる展開が基本。
  • スピード持続力が問われる。
  • 予想◎グラティアス

過去のラップタイム

2021 12.3-11.0-11.0-11.3-11.5-11.8-11.8-11.9
2020 12.2-11.1-11.0-11.1-11.7-11.6-12.0-12.1
2019 12.1-10.8-11.0-11.2-11.4-11.4-11.6-12.2
2018 12.5-10.9-11.6-11.2-11.2-11.3-11.9-11.6
2017 12.8-11.6-11.8-12.0-11.8-11.5-11.6-11.6
2016 12.5-11.3-11.5-11.6-11.4-11.1-11.5-11.9
2015 12.3-11.5-11.8-11.1-11.3-11.6-11.7-10.9
2014 12.6-10.9-11.3-11.3-11.8-12.1-12.1-12.5
2013 12.4-10.7-11.2-11.2-11.8-11.7-11.8-11.8
2012 12.2-11.3-11.9-12.0-11.4-11.6-11.8-11.3

過去10年の平均ラップタイム
12.39-11.11-11.41-11.40-11.53-11.57-11.78-11.78
1.32.97



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は
このコースらしく全く淀みのない展開になり、最後も極端には落とさない形。

ここの特徴は、基本的に道中が緩まない…という部分で、全体としてフラットな
レース展開になりやすいため、当然のようにスピード持続力が必須となる。

また前後半に関しては、(後傾が基本だった)少し前と比べれば前傾も後傾も
あり得る…というイメージに変わってきているので、展開(メンバー)次第で、
持久力or決め手を加味しつつ…という考え方をしておきたい。


好走する条件
・スピード持続力があること



予想


前に行く馬が多いメンバー構成。少しでも前半を受け流しつつ、道中~上がり
という脚の使い方ができそうなタイプを中心に考えてみたい。

◎グラティアス
同舞台の前走は、上がり勝負の中で後方から進めて→最後脚を伸ばしての浮上。
追い出すまでに時間が掛かっていたり、スムーズだったとは言えないし、それを
考えれば、パフォーマンスは全く悪くなかった。
前々走も、ジャックドールの作ったタイトな流れの中で、自身も道中でかなり
脚を使いつつ→好走できているし、2戦の合わせ技で考えれば、ここにハマる
可能性は十分あって良さそう。推し切ってみたい。

○ギルデッドミラー
ターコイズSは、前半~道中が厳しくなった中で、自身も高い水準のラップを
踏みつつ→上がりをまとめての3着。気性的な怪しさは相変わらずあったが、
(速い流れで)何とか我慢して、一定の地力を示した。
距離短縮の方にも目は向けているが、気性面はともかく、走りのリズムとしては
どうもハマらない雰囲気で、引っ張られるマイルの方が結局は合うのかも。
今回は先行馬が多く、その中での内枠なら、可能性はあっても良さそう。注目。

▲ダーリントンホール
前走は、前半はそこまで…だが、道中をかなり高い水準で進めつつ→上がりを
しっかりとまとめた内容。際どく負けはしたものの、力は示した。
元々は体力勝負でこそ…というイメージの馬で、ここの締まった展開にハマる
可能性は十分にありそうだし、(前走が比較的流れに乗っていたので)前半で
やり過ぎなければ…というのはあるものの、当然注目はしておきたい。

注ザダル
京都金杯は、前半から引っ張られる展開の中で、自身は道中~上がりという脚の
使い方をしての勝利。持続力を示した。
エプソムCなども含めて、現状では厳しい展開の中で地の強さで差してくる形が
ハマっている印象で、その点では今回の流れに合う可能性はありそう。
58kgを背負う厳しさはあるので、評価はここまでだが、注目はしておきたい。

△カテドラル
ここでは昨年2着。京成杯AHでは勝利。適性は当然高い馬だし、好走している
他の重賞も含めて、道中~上がりで示しているパフォーマンスはかなり高く、
やはり上位扱いになる。
今回は外枠に入り、斤量も背負う立場だが、とりあえず後者に関しては前走より
マシになるし、巻き返す可能性は考えておきたい。

△タイムトゥヘヴン
富士Sは、出遅れて後方から、道中をまずまず高い水準で進めつつ→上がりを
しっかりとまとめての3着。条件的にハマった部分もあるが、その時は相手も
揃っていたし、自身のパフォーマンスとしては十分なものを示した。
その後の近走は結果を残せていないものの、展開や枠などで難しくなった側面も
あるし、内枠&流れそうなここで、巻き返す可能性はあっても良さそう。



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