2021年3月4日木曜日

阪急杯回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 実質的にミドルペースくらいの流れから、溜め→加速という展開。
  • 切れ&持続力が問われた。

阪急杯結果

レシステンシア1.19.2 33.8 01-01
ミッキーブリランテ1.19.5 33.8 05-04
ジャンダルム1.19.6 34.1 02-02
インディチャンプ1.19.6 33.8 09-07
ダノンファンタジー1.19.8 33.9 11-10
メイショウチタン1.19.8 34.0 07-07

天候:晴 芝:良
上り4F:45.2 3F:33.8
前半3F:34.0
12.2-10.6-11.2-11.4-11.2-10.8-11.8



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、速い馬場を考慮すれば平均弱の流れから、形としては
道中で一旦落ち着きつつ、勝負所で加速→ラストだけ落ちる展開。

今回の場合、前後半が後傾になったのは勝ち馬の強さの分という雰囲気だが、
2着以降で考えてもほぼイーブン。展開も一旦溜めが入る形で、適性的には、
切れ&持続力のバランスといったところ。

脚質的には、(個人的には多少シフトしたのかと思ったが…)結局このレース
では、速い馬場の中で、流れに乗っていた&極力ロスなく進めた馬が優勢に。
後方(特に外)からでは話にならなかったイメージではある。

この先に向けては、レース自体の水準は高くなっているので、とりあえず上位の
実力は信頼できる。あとはそれぞれの挙動をチェックしつつ、細かい上げ下げを
考えたい(もちろん巻き返しも含めて)。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

レシステンシア
無理な先行争いはせずに、相手が落とそうというタイミングでジワっとハナに
立ち(好騎乗)、マイペースで運べたことは大きかったが、後半でしっかりと
上げつつ→押し通しての完勝。高いパフォーマンスだった。
ラストは、細かい脚使いをする馬が伸び切れなくなった…という部分もあるが、
ダイワメジャー産駒らしい"惰性力"を見せつけた形。その点は坂上が長い中京に
対しては強みになるはず。
もし出走するなら、6Fの極端なハイペースになった場合に(経験していない分)
どうか?というのはあるが、可能性は十分あっても良さそう。動向に注目。

インディチャンプ
レースの展開は違うが、自身の脚の使い方としては、数字的に阪神Cとほとんど
同じような内容。適性的な限界と言ってしまえばそれまでだが、内先行寄りの
馬が残っている中で、外から→最後伸び切れず…という4着。仕方がなかった。
本番に向けては、阪急杯で外から(攻めて→)負けた馬が高松宮記念で巻き返す
というのは、近年トレンド。この馬の場合は、前半はじっくり進めた訳なので、
微妙と言えば微妙だが、勝負所はぶん回しに近い形で積極的には行っていたし、
なくはない…のかも知れない。もう少し考えたいが、注目はしておきたい。



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