2021年3月27日土曜日

日経賞展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 道中一旦落ち着く形から、後半徐々に&しっかりと加速する展開。
  • 一定の持久力は問われる。
  • 切れ&(末の)持続力をバランス良く備えていることが必要。
  • 予想◎ワールドプレミア

過去のラップタイム

2020 6.9-11.2-11.7-12.9-12.6-13.2-12.7-12.0-11.3-11.8-12.4-11.7-12.5
2019 7.0-11.8-12.5-12.3-12.6-13.1-12.9-13.1-11.9-11.6-11.8-11.6-12.0
2018 7.1-12.1-11.8-12.4-12.7-13.3-12.2-11.9-12.0-12.4-11.9-11.6-12.5
2017 6.9-11.4-12.3-12.3-12.2-12.9-12.5-12.2-12.0-11.9-11.8-11.8-12.6
2016 7.0-12.1-12.6-13.1-13.1-13.7-13.5-13.2-12.4-12.2-11.8-10.9-11.2
2015 6.9-11.4-11.5-11.9-12.0-12.4-13.1-12.4-11.8-11.7-11.7-11.6-11.8
2014 7.2-11.9-12.7-12.8-12.5-13.0-12.8-12.7-12.2-11.9-11.7-11.1-11.9
2013 6.8-11.5-12.2-12.0-12.4-12.8-12.7-12.3-12.3-12.0-11.6-11.7-11.7
2012 7.0-11.7-12.3-12.0-12.0-12.8-13.1-12.9-12.9-12.9-12.5-12.3-13.0
2011 12.6-11.4-13.4-12.9-12.4-12.5-12.3-11.9-11.5-10.8-11.4-12.3 阪神開催

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
6.98-11.68-12.18-12.41-12.46-13.02-12.83-12.52-12.09-12.04-11.91-11.59-12.13
2.33.84



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりした流れで、道中は
1~2コーナーで一旦緩む格好から→向こう正面で徐々にペースアップする展開
になって、そこから勝負所で更に加速する…という形。

ここでは、このコースらしく(ロングスパートとまでは言えないものの)レース
後半で長い脚を使う格好になるため、末脚の持続力はとりあえず必須。

ただし後半は、単に耐えればいいだけの構造ではなく、しっかりと加速する形に
なっているため、ある程度の切れも併せ持っていることが必要。
そしてそこで機動力を発揮するためには⇒長い道中で無駄脚を使わない(楽に
走れる)ことが重要になり⇒結果的には一定の持久力も問われることになる。

脚質的には、ある程度好位から押し通せる先行馬か、もしくは道中からしっかり
押し上げていける差し馬といったところだが、どちらにしても"止まらない脚"を
備えている…ということを基本に置きたいところ。


好走する条件
・一定の持久力はやはり欲しい
・切れ&(末の)持続力をバランス良く備えていること



予想


◎ワールドプレミア
有馬記念は、他の上位馬が外寄りを通った中で、この馬は直線まで馬場の悪い
内を進んだ格好。それにより、馬群の後ろでペースアップに乗り遅れた部分も
あるし、その内容で今回の相手と同着ならば、むしろ評価をしたくなる。
相手は斤量が1つ軽くなるが、この舞台や馬場に対する適性では分がありそうな
雰囲気だし、妙味の観点からも、今回はこちらを選んでみたい。
内枠からロスなく→上手く持ち出す形の、菊花賞の時のような競馬を期待。

○カレンブーケドール
ジャパンCの内容は単純に強くて、ここではやはり上位の存在。
しかし有馬記念は、積極的に動いて行ったこともあるだろうが、ラストが1つ
物足りない内容。東京で示すパフォーマンスとの違いを考えると、荒れ馬場で
効率が悪くなっていたのかも…という気はするが、だとするとこの2週で痛め
つけられた馬場というのは、少なくともプラスではなさそう。
今回は、前走同着の相手と斤量差が開くし、頭も当然あるだろうが…、2番手。

▲ラストドラフト
示しているパフォーマンスでは、単独3番手という扱い。
タイプ的にこの距離に対しては、少し走りが細かく感じる部分もあるのだが、
アルゼンチン共和国杯で実際にこなしている訳だし、立ち回りが問われる中山
ならば、その脚使いがむしろプラスに働いても良さそう。
中団でじっくりと進めつつ→最後に浮上してくる可能性はしっかりと考えたい。

注シークレットラン
2走前のパフォーマンスは単純に高く、そこで示した持久力&持続力を考えれば
ここでも十分上位に扱える。
前走・中山金杯は、後傾の展開の中で後方外から…という競馬で、浮上し切れ
なかったことは仕方がないし、距離も今回くらいあった方が良さそうなタイプ。
重賞でもそろそろ出来ていい頃合い。注目しておきたい。

△ウインマリリン
前走は、脚の使い所が重要になった中で、自身は(結果的に)勝負所じっくり
という形。恵まれもあるが、タフな条件で、番手から良く粘ったとは言える。
その時と比べれば、ここはもう少し変化がつく形にはなるだろうし、他の先行
勢の出方次第では、直線入っての一脚で、後続に差をつけられる可能性もある。
現状上位とは1つ差があるが、パワー系で荒れ馬場は問題ないし、相手には。

△アールスター
勝ち鞍は全て2000mという馬。本質的にはここは少し長いのかも知れないが、
アルゼンチン共和国杯でも、直線で左右から圧を掛けられる格好になりつつも
大きくは負けていないし、(引っ張られつつ→)変化がつく展開への対応など
から、ある程度の融通は利きそうなイメージ。
パフォーマンスでは上位。2500mでも、中山ならば相手には考えてみたい。



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