2009年12月19日土曜日

愛知杯展望 2009


現行の条件での過去のラップタイムは以下の通り。

2008 12.1-10.6-11.4-12.5-12.5-12.1-12.0-11.9-11.9-12.2
2007 12.6-10.9-11.5-12.2-11.9-11.9-12.2-12.2-11.9-11.6
2006 12.2-11.1-11.7-11.9-12.1-11.9-12.2-11.9-11.7-11.9




傾向
ラップタイムを見ると、06-07年は前半がミドルペース~やや速い流れで
その後はラストまでそれほど緩急のない一定のスピードを保つ展開、08年は
前半がかなり速く、コーナー部分で一旦落ち着いた後はやはり淀みのない
ラップを刻む展開となった。

各年の間で多少の違いはあっても、前半の速さと一定のペースを保つ流れという
このコースらしさはしっかり再現されていて、ここではスピード持続力は必須の
要素となってくる。

脚質的には長い脚が必要となるため、やはり基本は差し馬だと言えるのだが、
勝ち馬に限っては、毎年ある程度好位から進めた馬が押し切る形になっていて、
前半のスピードを受けて立っても終いまで余力を残せるような持久力を備えた
タイプを考えておきたい。


好走の条件
・スピード持続力が必要
・持久力


予想
基本的にはある程度速い流れからの持久力&持続力勝負を想定するが、先週の
速い馬場を引き続いているようなので、スピード耐性を持った馬を選びたい。

◎クラウンプリンセス
スピード持続力はかなりのものを持っていて、前半の速さをちょうど受け流せる
ポジションから進められるところも合う。
本来はもう少し短い距離の馬ではあるが、今の馬場状態であればそれくらいの
タイプの方がむしろ合っていそうなので、上手く流れに乗ったところから
押し切るイメージは十分湧く。

○メイショウベルーガ
元々は緩い流れから決め手を発揮するという馬だったが、西宮Sでは淀みない
道中から終いまでしっかり脚を持続させて見せた。
その時の水準を考えれば、ここでは普通に勝ち負けに近いところにいて当然で、
後の問題は位置取りと内を突けるかどうか…といったところ。

▲ムードインディゴ
末の持続力と決め手に関してはここでは屈指の存在で、タイプ的にはスピードが
問われる舞台は合っている。
前半だけはゆったり進めたい馬なので、そこで引っ張られてどうか…という点は
あるが、この鞍上ならしっかり抑える形を取るだろうから問題ないだろう。

注ヒカルアマランサス
あまり積極的に行くとここのスピードだと厳しくなるかもしれないが、前半を
少しでも受け流すような騎乗であれば、今の馬場状態で内枠という利点がある
だけに、持ち前の決め手を発揮できる可能性もありそう。

△リトルアマポーラ
実力的には当然上位だが、タイプ的にはレースを通して速いスピードを刻む
というよりかは、もう少し前半をゆったり進められる舞台の方が合うだけに
積極的には押しづらい。
しっかりと控える競馬を選択すれば面白いが、このメンバー相手ならさすがに
強気の競馬、勝ち負けしているイメージがあまり湧かない…。

△エリモファイナル
道中~上がりの持続力はかなりのものを持っていて、展開が嵌れば最後に
突っ込んできても不思議ではない存在。

×マイネレーツェル
持久力が高く、基本的にバテるということがない馬だが、その代わり上がり
自体には限界を持っている。
昨年のこの舞台では、上位を50~51kgの軽ハンデ馬が占める中55kgを背負って
3着しているが、今年の方が明らかにメンバーが強くなっていて、なかなか
35秒台前半でごぼう抜き出来る展開というのは難しそう…。





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