2009年12月8日火曜日

鳴尾記念回顧 2009


レース総括
■前半がかなり緩く、完全な上がり勝負
■勝負所での切れ&末脚の持続力が問われた


鳴尾記念結果
アクシオン1.46.5 33.1 08-06
スマートギア1.46.7 32.8 13-12
ナムラクレセント1.46.7 33.4 06-06
イコピコ1.46.9 33.8 04-03
レッドスパーダ1.46.9 34.0 01-01
ハイアーゲーム1.46.9 33.2 11-10

天候:晴 芝:良
上り4F:45.3 3F:33.6
前半1000m:61.2
12.8-11.5-12.3-12.4-12.2-11.7-11.1-11.0-11.5




レース詳細
ラップタイムを見れば、前半がかなり遅くなり、道中もある程度緩む流れ、
ラスト4Fから徐々に加速して、究極的な上がり勝負という形。

同じような上がり勝負になった06-07年と比較すると、前半が遅い分道中の
水準は上がっているが、結局これだけ極端な形になってしまえば、ほとんど
決め手のみが問われただけで、持久力に関しては全く…といったあたり。

この内容では当然(切れ以外の部分は)この先につながるとは言えないので、
このレースのみを裏付けとした過大評価は避けたいところ。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

アクシオン
今までの上がりを一気に更新したという内容で、しっかり溜められるケースでの
サンデーサイレンスの切れ味の凄さを改めて実感。
それでもやはり道中が速い展開への疑問だけは残る…。

スマートギア
さすがに良い脚を使ってきたが、どうしてもスローだと持て余し気味にはなる。
勝ち切るためには、やはりもう少し道中から引っ張られる展開の方が良さそう。

ナムラクレセント
毎日王冠で更新した上がりをまたさらに更新してきた内容。
それでもやはりもう少し道中から勝負したいタイプなだけに、道中が厳しく
なりそうな舞台での巻き返しに期待したい。

イコピコ
今回は前半を少し積極的に行って好位から進めたのでこの結果は仕方がないが、
個人的には、33秒台前半まで突き抜けられる脚が使えるかどうか…という部分に
興味があったので、それが確認できなかったのは少し残念…。
どちらにしてもこの馬をしっかり評価するのは、道中が厳しい展開で結果を
出してから…という感覚。


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