レース総括 |
■前半速く、一旦落ち着いてから、ある程度速いラップを刻み続ける形 |
■スピード持続力が問われた |
中日新聞杯結果
1 | アーネストリー | 1.57.4 | 35.5 | 05-05-03-03 |
2 | ドリームサンデー | 1.57.5 | 35.9 | 01-01-01-01 |
3 | チョウカイファイト | 1.58.0 | 35.4 | 11-11-12-12 |
4 | トーセンジョーダン | 1.58.0 | 35.4 | 15-14-12-08 |
5 | レオマイスター | 1.58.4 | 36.2 | 06-06-06-04 |
天候:晴 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.8
前半1000m:58.4
12.3-10.6-11.1-12.3-12.1-11.5-11.7-11.9-11.8-12.1
レース詳細
ラップタイムを見れば、最初の直線がかなり速くなり、1~2コーナーで一旦
流れが落ち着いて、向こう正面で再度スピードアップする展開、その後は一定の
スピードを保つような形でゴールを迎えた。
今年のレースは異常に速い馬場で行われたため、速いラップの額面通りの負荷が
掛かっているとは思わないが、前半+向こう正面の(実際の)速いスピードに
よって、後続の(特にスタミナタイプの)脚が消されたという側面がありそう。
つまり今回は例年のような持久力というよりも、1600~1800mで問われるような
スピード持続力が必要だったと言えて、実際に上位にはここよりも短い距離での
活躍が目立つタイプが多く入った印象を受ける。
したがってこの先、特に2000m以上の距離においては、今回好走出来なかった
持久力タイプの巻き返しに期待するとともに、逆に好走したスピードタイプの
割引きが必要になるかもしれない。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
アーネストリー
この馬の場合、上記したような流れが向いたという訳ではなく、元々持久力を
活かしたいタイプなので、むしろ速いスピードへの対応という点で能力的に
更新してきた…という形。
勝負所での切れなど、まだまだ物足りないところはあるものの、地力の面では
このメンバー相手なら一歩抜けている印象。
ドリームサンデー
この馬のスピード持続力を活かし切ったという形だが、向こう正面でペースを
上げて後続の切れを消していたり、鞍上のファインプレーという面は大きそう。
とにかくこの週末は秋山Jの逃げがかなり目立っていて、開幕馬場を味方に
つけた戦略が本当に光っていた。
チョウカイファイト
スピードに偏った展開、じっくり待っての直線勝負という内容、少し嵌った感は
どうしても否めず、もう1度この距離なら疑って掛かりたい感覚。
トーセンジョーダン
最後方から進めたのは予想外だったが、ある程度速いスピードで流れる展開を、
3~4コーナーで押し上げる内容で4着まで来ているのは評価できる。
そもそもが本来はもう少し地力を活かしたいタイプなので、今回はそれほど
向いていない展開に能力で対応したという面がありそうで、当然次戦以降、
適鞍での巻き返しは期待できる。
ナカヤマフェスタ
持久力を活かしたいタイプで、これだけ11秒台を刻まれるとさすがに厳しい。
それでも能力自体は高い馬なので、当然距離延長など、もう少しスタミナよりの
レースでの巻き返しは期待できる。
個人的にはAJCCの舞台で待ちたい。
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