2009年12月23日水曜日

阪神C回顧 2009


レース総括
■前半速く、ラストはラップがかなり落ちる展開
■持久力&持続力勝負


阪神C結果
キンシャサノキセキ1.20.4 34.7 16-11
プレミアムボックス1.20.6 34.7 16-15
サンカルロ1.20.6 34.7 15-15
ドラゴンファング1.20.7 35.6 01-01
ショウナンカザン1.20.7 35.3 05-06

天候:晴 芝:良
上り4F:46.7 3F:35.3
前半3F:33.7
12.1-10.6-11.0-11.4-11.2-12.0-12.1




レース詳細
ラップタイムを見れば、前半がかなり速い流れとなり、ラスト3Fで加速
した後は一気にラップが落ちていく展開。
(ラスト1Fは一見スピードを維持しているようだが、後方からの馬が突き
抜けていることを考えれば、展開的には完全に崩れている)

今回のポイントは前半の速さと仕掛けの早さだと言えて、まずは前者によって
基本的に前の馬には厳しかった。
またラスト4F~3Fに掛けて3番手以降の馬(アーバニティ、ストロングガルーダ、
マルカフェニックスなど)が早めに動いたことで、その周辺に位置していた馬
には余計にキツくなり、結局直線では潰れるという結果になった。

逆に早い仕掛けを尻目に、直線まで最内でじっとしていたドラゴンファング、
ショウナンカザン、スズカコーズウェイがそのままの隊列で4、5、7着に
残った訳だが、やはり前半の速さは誤魔化せず、それらを最後方からの3頭が
まとめて交わしたという形。

とにかく今回の場合、中団より前から進めた馬と後方から進めた馬の間で
これ程までに明暗が分かれたとなると、両者にとっては全く異なる性質の
レースだったと言えそう。
つまり前者にとってはハイペースからの完全な持久力勝負、後者にとっては
一定の(速い)ラップを刻み続けるような、スピード持続力勝負だった。

したがって両者を同じものさしで測って一様に評価するのは危険で、次戦以降
でも、そのレースで問われる適性をしっかり把握しての上げ下げが必要だろう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

キンシャサノキセキ
実力では元々抜けている存在だが、出遅れから捲くって突き抜けるという
インパクトたっぷりの相当に強い内容。
ただしこの馬の場合、ハイペースからの持久力勝負が得意とは言えないので、
今回もしゲートを普通に出て前を追い掛ける内容で、そのまま押し切れていたか
と問われると疑問が残る。
むしろ速い前半を受け流し、持ち前のスピード持続力を活かせる形になった
という点で、結果的に出遅れが幸いしたという見方もできそう。
したがってこの馬の(個人的な)イメージの更新は行わず、引き続き持久力
勝負では割引き、持続力勝負で狙いたい感覚。

サンカルロ
展開的には嵌っているとは言え、スピード持続力に関しては注目すべき内容。
この舞台でこれだけ出来るのであれば、1400mなら舞台を選ばず、マイルなら
東京・阪神よりも中山・京都あたりでまずまずの活躍が期待できそう。
とりあえずダービー卿CT、京王杯SCあたりなら十分狙いは立ちそうだし、
G1まで考えるなら、安田記念は割り引いて(成長を条件に)マイルCSで
注目するといったイメージ。

ドラゴンファング
このペースを引っ張っての4着は相当に価値が高い。
最後に交わされた3頭を除いて考えれば、勝負所でついて来た馬が潰れる
という、強い(逃げ)馬にしか許されない芸当をやっているようなもの。
タイプ的に1400mではそうそう負けないイメージ。

エイシンタイガー
ドラゴンファングの外側を終始回って、相手から0.2秒差なら十分評価
出来る内容。
タイプ的に今回のような持久力が問われるハイペース戦よりも、スピードの
持続力が問われる形の方が合う馬なので、適鞍での巻き返しに期待したい。

マルカフェニックス
このペースを押してまでの積極策という騎乗は閉口してしまう…。
この内容であれば度外視可能で、勝ち負けまで出来る舞台が限られている馬
ではあるが、普通に巻き返してくるだろう。



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