2010年11月6日土曜日

ファンタジーS展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.2-10.7-11.6-12.0-11.9-11.3-11.5
2008 12.4-11.4-12.3-12.8-12.2-11.3-11.3
2007 12.5-10.9-11.0-11.2-11.3-11.6-12.6
2006 12.5-11.0-11.4-11.1-11.2-11.4-11.7
2005 12.1-10.9-11.7-11.7-11.5-11.2-12.3
2004 12.6-11.1-11.8-11.5-11.5-11.6-11.5
2003 12.4-11.3-11.9-11.9-11.6-11.8-11.7
2002 12.5-11.1-11.5-11.6-11.9-12.1-11.5
2001 12.1-11.0-11.4-11.5-12.3-12.2-12.1
2000 12.2-10.8-11.3-11.5-11.7-11.8-12.0

過去10年の平均ラップタイム
12.35-11.02-11.59-11.68-11.71-11.63-11.82
1.21.80




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見れば、前半はミドルペース~やや速い流れで、その後は道中
~ラストまで一定のスピードを維持する形。

ここの特徴を決めるものとして、同舞台のスワンSの傾向で挙げた4F目を
見てみると、アストンマーチャンが勝った2006年、オディールが勝った2007年の
2回は飛び抜けて速いものの、他の年は3F目のスピードを維持するか、少し緩む
といった具合。

したがってこのレースでは、道中で脚を溜めて直線での切れ味で勝負するような
タイプでも全くダメという訳ではなく、一定以上の地力を持っていればある程度
克服可能な水準だと言える。

ただしやはりこの時期の牝馬だけに、単純に一貫した淀みのない流れ、という
だけでも厳しくなる馬もいるはずで、持続力を持っている馬が中心になることは
間違いない。


好走の条件
・スピード持続力を持っていること


予想

◎マイネイサベル
新馬 12.4-11.1-11.2-11.7-12.0-11.7-12.3
新潟2歳S 12.9-11.0-12.1-12.3-12.0-11.4-11.1-11.7
新馬戦ではある程度速い前半を好位から進めながらも、終いまでしっかり持続
出来ているし、新潟2歳Sの上がりのイメージはあっても、スピードでも問題は
なくて、むしろ前半を少しでも受け流せれば、前走での経験が活きるはず。
とりあえず牡馬相手に重賞を勝っている馬の人気としては違和感がある。

○レッドマーベル
未勝利 12.2-11.0-11.1-11.4-11.8-11.9
前走では終いまでそれ程ラップの落ちない展開を差し切り、スピード持続力は
示していて、内容的にも距離が伸びても対応はできそう。
裏付けとしてはあと1つ足りないものの、ここは少し期待してみたい。

▲ホーマンフリップ
新馬 12.8-11.2-11.9-12.1-12.1-11.9-12.3
新馬戦ではなかなかの持続力を発揮しているし、初戦であの内容ならそこからの
上積みを考えればここは上位の扱いができる。
前走除外になったこともあるので、状態面は気になるが可能性は十分ありそう。

注ツルマルワンピース
りんどう賞 12.4-11.1-11.9-11.9-12.2-11.9-12.5
前走は確かに強くて、番手から押し切った内容的にもここにはつながりそう。
ただし走法などからは、終いの伸びという点で多少の不安を感じなくもなくて、
勝ち切るかと言われれば微妙に思える。

△マルモセーラ
未勝利 12.1-10.6-11.1-11.7-12.0-12.1-12.3
前走では厳しい流れを逃げて押し切っていて、地力は高さは示している。
それでもここで勝ち負けするには、終いまで速いスピードを持続させる必要が
どうしてもあって、勝ち馬像とは少し違う印象。

△ルリニガナ
すずらん賞 12.2-11.1-11.5-12.0-11.8-11.8
同じ3着でも、2走前の重賞よりも前走のOPの方が断トツでレベルの高い
内容を示していて、距離延長とはいえ人気を落とし過ぎの感はある。
終いの持続という点では不安はあるが、地力では軽視はできないはず。






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