2010年11月27日土曜日

京阪杯展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.0-10.4-10.7-11.1-11.4-12.0 33.1-34.5
2008 12.5-10.8-10.9-10.8-11.4-11.7 34.2-33.9
2007 12.3-10.6-10.9-11.2-10.9-12.0 33.8-34.1
2006 12.3-10.9-11.0-11.1-11.2-11.8 34.2-34.1

過去4年の平均ラップタイム
12.28-10.68-10.88-11.05-11.23-11.88
1.07.98 33.83-34.15




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見れば、スタート直後はそれ程速くはならないものの、道中は
かなり速いペースを保って流れていて、ラスト1Fだけ少しラップが落ちる形で、
全体としては前後半イーブンに近い展開。

この流れで問われるのは、何と言ってもスピード持続力で、ハイペース持久力
勝負を地力の高さで浮上するタイプよりも、純粋に切れなど、スピード性能の
高いタイプの馬に向いている。

実際距離が短縮されてからまだ4回の開催だが、かなり速い流れになった昨年も
含めて、過去馬券に絡んだ馬で前傾の内容を示しているのはサンアディユのみで
(それも33.9-34.0というコンマ1だけ)、他はイーブンもしくは完全に後傾の
内容を示しており、とにかくここでは速い上がりが使えることを重視したい。


好走の条件
・スピード持続力があること


予想
エーシンダックマンとティファニーケイスが少しでも競り合えば、そこまで
緩い展開はさすがになさそう。
ただし速くなったからと言って、後ろが引っ張られるとは限らないというのが
京都コースであって、地力で浮上するタイプよりかは、前半を上手い具合に
受け流せるポジションから、決め手を発揮できるタイプを狙いたいところ。

◎ダッシャーゴーゴー
元々持続力はしっかり発揮していて、どちらかと言えばハイペース戦の方が
未知数というタイプなので、適性的にもここは合っている。
今回は汚名返上の場面なので、おそらく負けられない仕上げをしてきそうだし、
鞍上が乗り替わっているのは残念だが、ここは素直に期待してみたい。

○モルトグランデ
突き抜けるまでの切れはないが、持続力は高いものを持っていて、中団あたり
から前後半イーブンくらいの内容を示せれば、展開的にも嵌りそうな雰囲気。
とりあえず確実に浮上はしてきそう。

▲シンボリグラン
持続力は当然示している馬だし、叩き2走目で上積みも十分期待できそう。
あとは58kgを背負い、鞍上がどのような騎乗をするかというところだけ。

注ジェイケイセラヴィ
持続力は示している馬で、この舞台にはかなり合っていそうだが、位置取り的に
少し引っ張られ過ぎる可能性がある。
馬自身はしっかり伸びて好走しそうだが、後ろから何かに差されそうな予感。

△スプリングソング
前走は長期の休み明けを快勝して、そこからの上積みは期待できるだろうし、
2年前にはここで3着しているように、適性も十分ある。
それでも本当に以前の状態まで戻っているのか?という点で信用しきれない。

△スカイノダン
持続力は持っていて、北九州記念くらいの位置取りであればちょうど良い気も
するが、ここで勝ち負けするのに必要な水準の上がりを発揮するためには、
ある程度控える形でないと厳しそう。

☆エーシンダックマン
1400mの橘Sをこなしているので、持続力がないということはないだろうが、
基本的にはハイペースで引っ張って粘る形でこそのイメージで、そう考えると
前走は単純に切れ負けしただけで、隣にティファニーケイスがいる今回は、
自身の持ち味は発揮できそう。
ただし後ろから決め手を発揮してくる馬を抑え切れるかどうかは問題。


×ケイアイアストン
前走はまずまず上手くいったが、最近の少し控える競馬は、この馬の良さを
消しているようにしか思えない。まずは積極策になってから。

×プレミアムボックス
決め手を競う勝負であれば、本来ならもっと高い評価をしたいところだが、
ここ2走の内容があまりにも物足りない。さすがに狙いづらい。






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