2010年11月16日火曜日

武蔵野S回顧 2010


レース総括
■かなり緩い流れからの上がり勝負
■切れ(決め手)が問われた


武蔵野S結果
グロリアスノア1.36.6 35.4 04-06
ダノンカモン1.36.7 35.7 04-03
ブラボーデイジー1.36.8 35.7 04-03
ユノゾフィー1.37.1 35.6 10-10
マルカシェンク1.37.1 35.2 15-15
バーディバーディ1.37.1 35.8 07-08
シルクフォーチュン1.37.1 35.2 16-15

天候:曇 芝:良
上り4F:48.4 3F:35.8
前半4F:48.2
12.3-11.5-12.1-12.3-12.6-12.0-11.8-12.0




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半はこのレースとしてはかなりゆったりと流れて、
道中も極端に緩い展開で、勝負所ではかなり加速して上がりは速くなった。

とにかく今回の流れでは、持久力などは問われず、ほとんど決め手のみの戦い
だったと言えて、AWでもある程度やれたグロリアスノアや、ダノンカモンも
含めた、芝でも走れる馬の好走が目立っていて、適性(切れ、スピード)が
結果を大きく左右した…という印象。

さすがにこの内容では、この先のダート重賞戦線に直接つながるとは思えず、
とりあえず上位馬の過大評価だけは避けたい感覚。

…芝と比べれば、ダートは基本ハイペースで流れるので、(タイプ的にダートが
合うとは思えない)マルカシェンクあたりが、この展開では凄い脚で突っ込んで
来ているように、ダート適性の問題は、ラップ(展開)適性による部分が意外と
大きいのかも知れない…と、ふと思えたことが唯一の収穫。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

グロリアスノア
地力は高い馬ではあるが、基本的にミドルペースから決め手を発揮する形でこそ
というタイプで、(盲点という程ではなかったが)オッズ的にも、展開的にも、
根岸Sに近いイメージでの勝利だった。
さすがにこのままJCダートで活躍する…という感覚にはならない。

ダノンカモン
元々好位から溜め→切れを発揮する形は得意な馬で、イメージを更新するような
内容という訳でもなかった。
この舞台ではもう少し締まった流れでも結果は残しているが、この先重賞で常に
上位争いをするかと言えば、少し微妙に感じる…。

ケイアイガーベラ
距離の問題もあるのかもしれないが、1400mの通過が普段の3秒くらいは遅く、
そこからも(まともに追うはずがないにしても)失速という内容では、本当の
ところは結局分からず終い。
とりあえず、中央にもダートスプリントG1が欲しい…。


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