2010年11月3日水曜日

スワンS回顧 2010


レース総括
■道中が落ち着いて最後までラップの落ちない展開
■スピード持続力&決め手が問われた


スワンS結果
マルカフェニックス1.21.0 33.9 06-05
ショウナンアルバ1.21.2 33.5 12-12
ジョーカプチーノ1.21.2 34.9 01-01
アーバニティ1.21.4 34.3 04-06
グランプリエンゼル1.21.5 34.3 07-06
マイネルフォーグ1.21.5 34.6 04-03
ファイングレイン1.21.5 34.1 10-10

天候:曇 芝:良
上り4F:46.4 3F:34.7
前半3F:34.6
12.3-11.0-11.3-11.7-11.6-11.6-11.5




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいだが、道中はこのレースと
してはかなり落ち着いて、そのまま終いまで速いスピードを維持する形。

とにかく今回は、本来逃げるはずのマイネルレーニアが出遅れたこともあって
道中がゆったりした流れになり、持続力は一応問われているものの、それ以上に
速い上がりを使えることが重要になった…という印象。

脚質的にも、この流れだと基本的に前有利だったと言えて、勝ち馬は明らかに
強い内容ではあるが、他の上位馬のこの先の扱いには注意したい感覚にはなる。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

マルカフェニックス
元々持続力は上の存在でこの舞台は合っていたし、決め手に関しても昨年の
スワンSや春の京王杯SCで発揮していたので、ここの完勝は頷ける。
当然次の期待は同じ1400mの阪神Cということになるが、1つ気掛かりなのが
鞍上の好位につけようとする意識という部分で、例年ここよりも前傾の展開に
なりやすい阪神Cで、ハイペースに巻き込まれないかという心配はある。
その点だけは注意して見ておきたい。

ジョーカプチーノ
条件は合っていたし、展開的には比較的楽だったとはいえ、長期の休み明けで
この内容は評価できる。
当然次戦以降も期待できるし、出走できるならマイルCSでも面白い存在では
あると思うが、タイプ的に少しでも緩急のある展開よりかは、スピード持続力で
押し切りたい馬なので、G1を勝ち切るための切れが不足している懸念もあり、
その扱いには少し注意が必要になりそう。


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