2010年11月10日水曜日

アルゼンチン共和国杯回顧 2010


レース総括
■淀みない道中からの加速勝負
■切れ&持久力が問われた


アルゼンチン共和国杯結果
トーセンジョーダン2.30.0 35.2 07-08-08-08
ジャミール2.30.3 35.4 12-12-11-10
コスモヘレノス2.30.3 35.7 09-10-10-05
スリーオリオン2.30.6 36.2 03-03-03-04
エアジパング2.31.0 35.8 13-14-13-13

天候:晴 芝:良
上り4F:47.6 3F:35.6
7.0-11.1-10.8-12.2-12.2-12.1-12.2-12.3-12.1-12.2-11.8-11.6-12.4




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半からかなり速くなり、道中も全く緩まない流れで、
上がりは4角~直線に掛けて徐々に加速していく形。

今回の特徴は(おそらく馬場の速さはあるとしても)やはり前半の速さ&道中の
水準の高さだと言えて、全体としては縦長の隊列ながらも大逃げという形だった
訳でもないので、後続に関してもかなり引っ張られ、相当な持久力が問われた。

また勝負所でもしっかり加速は示す内容だったので、そこでのペースアップに
対応できる力は必要だったが、やはり前半~道中の厳しさがあるので、単純な
切れ味勝負というよりかは、地力(持久力)に劣る馬から振り落とされていく、
サバイバル的な上がり(加速)勝負だったと言えそう。

脚質的には、この展開だけにやはり差し馬に圧倒的に有利で、実際に上位は
中団以降から進めた馬に基本的には占められていて、そう考えると、好位から
進めて唯一掲示板に残っている4着馬は目立っている。

今回は間違いなくレベルは高く、唯一気になるのは、基本的に前半馬場の内側を
通っていた馬が上位を占めている点…くらいだが、そう考えると余計に、道中~
直線で外に持ち出したトーセンジョーダンの勝利は価値がありそうだし、やはり
この先にはしっかりつながっていきそうな雰囲気。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

トーセンジョーダン
元々地力は高いものを見せていた馬だが、この距離での裏付けがあった訳では
なかったため、(個人的には)半信半疑という扱いだったのだが、今回はそれを
見事に払拭する形で、高い持久力を示した。
今までのパフォーマンスとこの内容を見る限り、この馬の場合、2000mくらいの
スピード勝負よりも、道中をゆったり進められて、持続力というよりも持久力が
物を言う、このくらいの距離の方が明らかに強そうで、単純にこのままJCに
行っても(当然水準はもっと高いが)全くの無視は出来ない…という雰囲気。

ジャミール
ロスの少ない競馬で展開的にも嵌まった部分はあるものの、一定の持久力は
示している内容で、やはり道中のスピードで脚を削られる2000m前後よりも、
このくらいの距離の方が合っていそう。
ただし今回、勝負所での一瞬の切れに関しては1つ上のものを示しているのに
対して、終いはあと1つ伸び切れないまま少し止まったという印象で、G2、
G1レベル(の勝ち負け)に対しては、1つ壁があるようにも思える…。

コスモヘレノス
軽斤量ではあったが、前後半がちょうどイーブンくらいの内容で走れていて、
持久力に関しては十分なものを示している。
この馬は(個人的に)春先からもう少し積極策なら…と思いつつ、幾度となく
切れ負けする姿を見てきたのだが、今回&前走でハイペースに引っ張られる形で
しっかり浮上しているように、決め手はともかく、持久力はやはり高い。
とは言え、このまま広いコースで戦い続ければ、また切れ負けする可能性が
高いので、ローカルの中距離に出てくるようなら積極的に狙いたい感覚。

スリーオリオン
前半でかなり引っ張られるポジションから、道中~上がりに掛けても、一定の
ペースを最後まで落とさずに走れていて、相当な持久力を発揮している。
もう少し短い距離での持続力も示している馬だし、この内容であれば当然すぐに
でも巻き返してきそうで、次戦が中日新聞杯(?)というのであれば、十分に
期待してよさそう。



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