- ミドルペースから、道中以降は淀みなく流れる展開。
- 高い持続力&一定の持久力が問われた。
京都金杯結果
1 | ケイデンスコール | 1.33.1 | 34.0 | 06-04-03 |
2 | ピースワンパラディ | 1.33.2 | 33.9 | 04-04-05 |
3 | エントシャイデン | 1.33.4 | 34.9 | 01-01-01 |
4 | タイセイビジョン | 1.33.4 | 34.3 | 03-03-03 |
5 | シュリ | 1.33.4 | 34.1 | 05-04-05 |
天候:曇 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.6
前半4F:46.9
12.5-11.3-11.4-11.7-11.6-11.3-11.3-12.0
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半ミドルペースから、道中はある程度締まった展開に
なって、勝負所で多少の加速を示しつつ→最後は落ちる形。
今回の場合、それなりに時計が出ていた馬場を考えると、前半の入り方は額面
ほどではなく(比較対象としている中京記念の平均は馬場の悪い年も含む)、
比較的落ち着いた流れだった。
しかしその分、道中以降はしっかりと緩む場面がなく、淀みなく流れて、適性
的には、高い持続力&一定の持久力が問われた格好。
脚質的には、(それほど速い入り方はしていないのに)前3Fの地点では3頭が
少し離す隊列になっており、それを考えると、後続はスタートでサボり過ぎた
感が否めない。
道中以降が緩まず→後ろからは押し上げづらい展開と相まって、ある程度流れに
乗っていた馬が優勢になった。
この先に向けては、道中以降は高い水準のラップを踏んだ格好だし、とりあえず
上位の地力は認めておきたい…というのが第一。それと同時に、やはり後ろから
負けた馬の巻き返しにも注目はしておきたい。
~馬場に関して~
12月の開催からA→Bと進んで、(1週+α空けて)またしばらくはAコース。
直線部分は補修されているが、コーナー部分は現状でも既に荒れた状態。
例年の1月京都開催を全て引き受けての、12日間の開催。この先どこまで悪く
なるのか? 正直予測がつかない…。
今回はロスなく立ち回った馬が勝ち切った訳だが、ジョッキーのコース取りも
完全にカオスになりそうな雰囲気ではあるし、このレースも荒れたが、さらなる
大荒れもあるのかも。本当に恐ろしい1ヶ月になりそう。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ケイデンスコール
少し離れた集団の好位から、ロスなく進めて→直線しっかり押し通しての勝利。
この馬でも、脚の使い方的には道中~上がりという形になっていて、高い位置
取りから→差しの競馬をしたようなもの。
その点は鞍上の意識と、近2走で7F戦を使っていたことが奏功したイメージでは
あるが、馬自身もパフォーマンスをしっかりと更新してきた。
当然その実力は認めておきたいし、この競馬が出来るのなら…というところで、
この先の幅も広がった雰囲気。注目はしていきたい。
ピースワンパラディ
前半の位置取り的には勝ち馬とほぼ同じ。この馬も、道中をある程度高い水準で
進めつつ→上がりをしっかりとまとめた格好。(勝ち馬とは対照的に)前半の
早い段階で外に持ち出した分、コーナリングでアドバンテージを取られて負けは
したが、最後はしっかりと詰めているし、その力は当然認めておきたい。
この先トップクラスを目指す上では、さらなる前進を示す必要があるが、重賞を
手にするのは、とりあえず時間の問題という雰囲気ではある。
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