2022年1月23日日曜日

アメリカジョッキークラブカップ展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • やや落ち着いた入り方をしつつ→後半徐々に加速していく展開。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎オーソクレース

過去のラップタイム

2021 12.4-12.2-13.4-12.6-12.7-12.6-12.1-12.0-12.4-12.2-13.3
2020 12.8-12.0-12.9-12.3-12.4-12.0-12.0-11.9-12.1-12.1-12.5
2019 12.5-11.5-12.7-12.6-12.9-12.8-12.4-11.7-11.8-10.9-11.9
2018 12.8-11.2-12.3-12.5-12.5-12.0-12.2-11.8-11.8-12.1-12.1
2017 12.6-10.8-12.4-11.9-11.9-12.3-11.8-11.9-12.2-11.8-12.3
2016 12.3-11.2-12.8-12.2-12.3-12.0-12.0-11.8-11.6-11.8-12.0
2015 12.6-11.7-13.4-13.2-12.1-11.9-12.1-12.0-11.4-11.2-12.0
2014 12.5-11.1-12.9-12.2-12.4-12.3-11.9-12.3-12.4-11.9-12.1
2013 12.3-11.5-12.2-11.6-12.1-12.2-12.4-12.5-12.1-11.5-12.7
2012 12.6-11.3-13.4-13.2-13.3-12.5-12.4-12.3-12.1-12.0-12.2

過去10年の平均ラップタイム
12.54-11.45-12.84-12.43-12.46-12.26-12.13-12.02-11.99-11.75-12.31
2.14.18



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりとした流れになり、
道中は一旦は流れが落ち着くものの徐々に加速して行く展開で、そのまま勝負所
までジワジワ加速して→ラスト1Fだけ少し落ちる形。

ここの特徴は、向こう正面の下り坂によって道中のスピードが押し上げられて、
結果的にロングスパートという形になっている点で、ある程度水準の高い道中を
楽に進められる持久力に加えて、末脚の持続力が必須になる。

脚質的には、先行馬も差し馬も一応来ているが、(馬場改修後は特に)前半で
あまりゆったりしていてはなかなか届かない…という雰囲気なので、ある程度
しっかり流れに乗れて→尚且つ上がりでも止まらないタイプを狙いたいところ。
当然、切れ味はあっても使える脚が限定的な差し馬には注意が必要になりそう。


好走する条件
・持久力&持続力が必要



予想


◎オーソクレース
菊花賞は、時すでに遅し…状態で勝ち馬には迫れなかったが、それでも2着は
しっかりと確保。力は十分に示した。
同舞台で言えばセントライト記念は、久々で最後あと1つという結果に終わった
ものの、大きく回って来られる外回りは本来悪くないだろうし、ここでも十分に
期待はできそう。さすがに人気にはなっているが、素直に推しておきたい。

○ラストドラフト
ここでは2年連続で3着していて、適性は当然高い馬。
前走・中日新聞杯に関しては、とにかく浮上しづらいレースで、斤量を背負う
方の立場。仕方のない部分はあった。
天皇賞は8着でもパフォーマンスは十分高く出ていて、とりあえず戦える状態
にはありそうだし、得意のこの舞台で巻き返す可能性は当然あるはず。

▲キングオブコージ
一昨年の目黒記念&京都大賞典は単純に強い内容で、持続力に寄った適性的にも
この舞台には合っているタイプ。やはり上位扱いになるし、秋に復帰してから
今回で3戦目。そろそろ本領発揮となっていい頃合いでもある。
今の馬場で最内枠…というところで、結局少し推し切れない感覚にはなったが、
可能性としては頭まで考えておきたい。

注ポタジェ
切れ勝負にも対応している馬だが、経歴の中で勝ち切っているのは持続寄りの
レースばかり。その点で方向性としては悪くないはずだし、扱いはやはり上位。
過去の例からは、(おそらくリズムとして)もっと長い距離までこなしている
馬がハマるレースではあるため、このレースが最長距離というのは気になるが、
好走の可能性は当然考えておきたい。

△ボッケリーニ
示しているパフォーマンスでは、ここでも普通に上位扱いになるし、持続的に
末を伸ばす…というタイプ的にも、適性は合っていそう。
時期的に、長距離寄りの体力勝負という側面もあるレースで、距離延長してきた
経歴がどう出るか?というのはあり、評価としてはここまでだが、相手としては
やはり考えておきたい存在。

△アサマノイタズラ
セントライト記念は、淀みのない流れから→(前が)一気に脚を使う展開で、
位置取り的にハマった感は否めないが、それでも自身としては道中〜上がりで
長い脚を使っての勝利。適性的には上位の扱いになる。
このレースは、ある程度流れに乗った馬が押し通すイメージがあるので、やはり
展開の助けは必要になりそうだが、一応可能性は考えておきたい。

△スマイル
同舞台の前走は、後半長い脚を使う展開の中で、正攻法の競馬をしつつ→押し
通しての完勝。ここへ向けては、水準としてはもう少し欲しい部分もあるが、
過去のレースを合わせれば一応補完はできるし、直近の状態込みで、ある程度
勝負できても良さそう。とりあえず相手には。

△エヒト
前走は、前半を歩いたような格好から→ロスなく回してきた内容だが、道中〜
上がりで高い持続力を発揮しての完勝。十分なパフォーマンスを示した。
実際にこの相手に対してどこまで?というところはあるが、ルーラーシップ産駒
なので、今のようなパワー条件はこなせそうだし、一応注目はしてみたい。



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