2020年4月19日日曜日

アンタレスステークス展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • 前半ある程度速い流れから、後半はフラットな展開になる。
  • 高い持続力&一定の持久力が問われる。
  • 予想◎ウェスタールンド

過去のラップタイム

2019 12.4-10.4-12.5-12.0-12.7-13.2-12.6-12.0-13.0
2018 12.7-10.7-12.3-12.2-12.3-12.0-12.3-12.3-13.0
2017 12.5-10.8-13.0-12.5-12.4-12.1-12.1-12.0-12.5
2016 12.4-10.7-13.1-12.1-12.1-12.1-12.2-12.3-12.9
2015 12.7-11.0-12.6-11.8-12.0-12.1-12.1-12.3-13.0
2014 12.7-11.0-13.1-12.5-12.7-12.5-12.1-11.9-13.0
2013 12.4-10.7-13.2-12.7-12.6-12.2-11.9-11.5-12.5
2012 12.5-10.4-12.4-12.6-12.6-12.1-12.2-12.1-13.0

過去8年の平均ラップタイム
12.54-10.71-12.78-12.30-12.43-12.29-12.19-12.05-12.86
1.50.14




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

過去の平均ラップタイムを見ると、前半はやや速いくらいの流れから、道中は
コーナーで一旦落ち着きつつも淀みなく流れて、そのままジワジワと加速しつつ
勝負所に突入→ラスト1Fが落ち込む形。

舞台が替わってから、しばらくは道中落ち着いた展開もあったのだが、近年は
締まった展開が増えていて、結局のところ、コースの特徴通りフラットな形に
近づいてきた…という印象。

そうなれば、適性的にはやはりスピード持続力ということになるし、レースを
通して一定水準以上の領域に"居続けられる"ことが重要になる。
(当然、底辺の部分=持久力も必要)

またレース後半に関しても、3コーナー手前から下る構造もあって、早い段階
からペースアップして→長い脚を使う形になり、ここでもまた持続力。
その点でのごまかしは効かないものとして考えたい。


好走の条件
・高い持続力があること
・一定の持久力は必要



予想


こちらも土曜の不良から→どの程度の馬場になるのか?といったところだが、
仮に回復していく過程で内⇔外にバイアスがあった場合、インをピッタリ回って
来る馬はちょっと危ないかも知れない。

⇒やや外寄りから進めて、前を射程圏に入れつつ→一貫した内容で押し通せる
タイプがベストな気はするが…、あまり該当馬がいないので、もう1列or2列
後ろの外から→末を伸ばせるタイプを中心に考えて。


◎ウェスタールンド
みやこSは、最後は少し伸び切れなかったが、道中で極端に脚を使った内容で
3着。自身はイーブンに近い内容で走っていて、そのパフォーマンスはここに
つながっていいし、そことチャンピオンズCで、スミヨンJがそれまでと比べて
積極的な競馬をさせたことが、今回こそ活きるかも。
藤岡佑Jが単に決め手の競馬に戻すのなら、また勝ち切れない可能性もあるが、
今年は1度叩いている分、昨年4着からの前進は考えられる。期待してみたい。

○クリンチャー
前走マーチSは、後方から捲りつつ→しっかりと迫っての2着。最後競り負けは
したが、先に脚を使った分もあったし、パフォーマンスとしては十分。
とりあえず(個人的な感覚では)そこでダートでの目途が立った印象になるし、
そろそろ積極策を見たいところだが(皐月賞で好位から→4着した馬が出来ない
はずがない)、今回はこれまでの競馬でも問題ないと判断。高い評価にしたい。

▲アナザートゥルース
昨年ここを勝利。その時は展開自体は緩急の激しい形だったが、その中で自身は
平均的に脚を使った内容。そこで示した持続力はやはり上位に扱えるし、タイプ
的にも、ここの展開&想定の状況には最も合っていそう。
G2勝ちで今回は斤量を背負う立場になり、その厳しさは当然あるため推し切れ
なかったが、そこそこのポジションから→なだれ込むイメージは描ける。注目。

注ロードゴラッソ
これ!というパフォーマンスは意外とないのだが、そこそこのポジションから、
一貫した脚を使って→押し通す…ということが出来るタイプで、とりあえずは
ここの展開には合っていそう。
惜しむらくは内枠…という部分だが、そもそも(個人的な)想定が間違っている
可能性もある。湿り気が残った馬場で、ロスなく回すことが重要…とかなら。

△ベストタッチダウン
前走は、(馬場を考えても)前半~道中が締まった展開を演出しての→完勝。
一方で同舞台の3走前は、やや緩い流れではあったが、速い上がりでまとめての
大差勝ち。要は溜めればその分だけの脚も使えるタイプで、その自在性は魅力。
その点、本当に逃げないといけないのか?というのはあるのだが、逃げて3連勝
していて、今回他に行きそうな馬は外枠。結局逃げて→インピタになるかも…。

△メイショウワザシ
前走は、後半の仕掛けが早くなった展開で、番手から→最後少し垂れて5着。
ハッキリと外有利な馬場で、(道中は1頭分外だが)直線は内に入れた格好では
あったし、内容的は悪くなかった。
適性的に、ここではもう少し上がりをまとめる必要があるので、結局この位置に
なったが、ある程度粘り込む可能性は考えたい。

△アングライフェン
極端に厳しい展開だったみやこSでは、中団から最後になだれ込んで4着。
そこで示した地力を考えれば、ここでも上位の扱いにはなる。
ある程度ゆったりとしたイメージで、ここのスピード方向のレースがピッタリ
というタイプではないが、崩れない強さがあり、芝時代から見せていた最後まで
"止まらない"内容は、一応ハマる可能性がありそう。相手には考えたい。



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