2022年3月25日金曜日

ファルコンステークス回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • 速い流れから、後半はラップが落ち込む展開。
  • 持久力が問われた。

ファルコンS結果

プルパレイ1.20.9 35.9 09-07
タイセイディバイン1.21.2 36.1 09-09
オタルエバー1.21.3 36.0 11-11
デヴィルズマーブル1.21.3 36.1 12-11
トウシンマカオ1.21.5 36.7 05-05
ショウナンハクラク1.21.5 35.8 18-16

天候:曇 芝:稍重
上り4F:47.8 3F:36.5
前半3F:33.1
12.1-10.5-10.5-11.3-11.6-12.4-12.5



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半から速くなって、3F目以降は多少の緩急はあった
ものの、しっかりと減速していく形。

今回は、前半が押される形で、風の影響があった模様(ピッタリ直線方向では
ないだろうが)。しかしそれを考慮しても、最後方にいたショウナンハクラク
でもハッキリと前傾の内容になっているように、展開は厳しかった印象だし、
後半は余力勝負の様相に。当然、持久力がしっかりと問われた。

脚質的には、この展開なのでやはり前で飛ばした馬には難しくなって、基本は
差し馬が優勢になった。あとは全馬が一様に苦しくなった勝負所で、極力ロスを
抑えた競馬をすることが重要だった…という雰囲気。

この先に向けては、(実質的には前後のバランスは少し変わってくるだろうが)
上がり不問に近い前傾戦ということで、どちらかと言えば距離短縮につながり
そうなイメージ。逆に距離延長に対しては、とりあえず他のレースによって裏は
取っておきたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

プルパレイ
終始内からロスなく回してきた格好だが、スタートが悪く→リカバリーをして、
前半から脚を使っていたし、直線でもラストの苦しい区間で、もうひと踏ん張り
しつつ→しっかりと脚を伸ばしての勝利。力は十分に感じさせた。
今回がハッキリとした前傾の内容だったので、再びマイルに戻った時にどうか?
というのはあるが、フットワークからは、それも杞憂に終わるかも知れないし、
前半を受け流す内容なら、改めて前進する可能性もありそう。動向に注目。

オタルエバー
他の上位馬がコーナーをロスなく回してきたのに対して、この馬は外を大きく
回しての浮上。少し強引な内容だったためケチはつくが、どの馬も平等に苦しく
なった中で距離を走りつつ→好走した点で、やはり一定の評価はしたい。
今後どちらの方向に行くのか?は分からないが、このくらいの距離の方が味が
出そうな雰囲気ではある…か。そこはもう少し観察しつつ、注目していきたい。



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