2022年3月13日日曜日

フィリーズレビュー展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • 前半が速くなり、その後淀みなく流れつつ→最後は落ちる展開。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎ナムラクレア

過去のラップタイム

2021 12.1-10.5-11.1-11.5-11.5-11.8-12.2 33.7-35.5
2020 12.0-10.4-11.0-11.6-11.5-12.0-12.5 33.4-36.0
2019 12.2-10.8-11.9-11.9-11.7-11.3-12.2 34.9-35.2
2018 12.3-10.3-11.1-11.7-12.0-11.9-12.2 33.7-36.1
2017 12.0-10.2-11.3-12.0-11.8-11.7-12.0 33.5-35.5
2016 12.2-11.2-11.6-12.2-11.7-11.5-11.7 35.0-34.9
2015 12.2-11.0-11.5-12.0-11.7-11.8-12.3 34.7-35.8
2014 11.9-10.9-11.8-12.1-11.7-11.4-12.5 34.6-35.6
2013 12.3-10.9-11.7-11.8-11.3-11.9-12.2 34.9-35.4
2012 12.2-10.7-11.4-11.8-11.9-11.9-12.9 34.3-36.7

過去10年の平均ラップタイム
12.14-10.69-11.44-11.86-11.68-11.72-12.27
1.21.80 34.27-35.67



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半が速くなって、その後はある程度速いスピードを
維持しつつ淀みなく流れて、最後少し落ちる形。

とにかくここは、この時期の牝馬としてはかなりのハイペースから→上がりの
時計が掛かる、スプリントに近いイメージのレースになり、そうなれば当然
持久力&持続力という要素が大きなウェイトを占める。

したがって桜花賞トライアルとして考えた場合、ここの展開にぴったり嵌って
しまうような馬だと、気性的な問題や勝負所での切れなどの問題で、本番では
適性的に微妙…ということにもなりかねない。

つまりこのレースは、確実に地力の高さが測られるレースではあるが、桜花賞に
向けては、届かないはずの位置から差し切ったとか、適性が合わないにも関わ
らず結果を出した…など、他とは明確に区別できる"スケールの大きさ"のような
ものが見たいところ。

もちろんそのような形でFレビューを制するような馬は、本番でもかなり有力
だと、逆説的には言えるのかもしれない…。


好走する条件
・持久力&持続力があること



予想


◎ナムラクレア
同舞台のファンタジーSは、前に引っ張られる形で道中をまずまずの水準で進め
つつ→上がりをまとめての2着。最後は伸び負けたが内容自体は良かったし、
その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位扱いになる。
阪神JFでは大きく変化がついた展開にもしっかりと対応して、その一方では
6Fの重賞も制している馬。適性の幅が広く、展開がどう転んでも…という点でも
安心感がある。ここは素直に推しておきたい。

○アネゴハダ
同舞台の前走は、まずまず高い水準での追走から→上がりをしっかりまとめての
勝利。直線ではスムーズさを欠いた部分がありながら、立て直しつつ→最後まで
脚を伸ばした内容だったし、その力は十分に認められる。
ナムラクレアとは3戦一緒に走って全て負けている格好なので、さすがに同等の
評価にはできないが、G1では一応コンマ2秒差。2番手なら。

▲コンクパール
芝では切れ不足という感じから、ダートに替わってハイペース戦で(のみ)好走。
…ではあるのだが、そもそも芝での敗戦も、コマンドラインなどの性能の高い
馬と戦ってのもの。走れていない訳ではない。
前走で示した高い地力を考えれば、方向性としてこの手の7F戦なら十分ハマって
良さそうだし、経歴的に人気が甘いここでは、大いに注目してみたいところ。

注サブライムアンセム
2走前は、速い流れに引っ張られて前半から脚を使いつつ→上がりをまとめての
2着。直線では交わされてからも(惰性的に)しっかりと粘りを見せたし、その
地力は認められる。
前走は、直線で大きな不利があり→繰り上がっての勝利だが、変化への対応力&
適性の幅を見せたし、どのようなペースになっても柔軟に対応はできそう。

△キミワクイーン
単純に1400mでは2戦2勝。中でも前々走は、まずまずの水準から→上がりを
しっかりとまとめての勝利。その時のパフォーマンスならば、ここでも上位。
前走・阪神JFは、最後は少し苦しくなったが、スタートで脚を使って、直線は
馬場の悪い所を通った形。自身としては、イーブンくらいにまとめられていて、
そこからの距離短縮という臨戦過程には好感が持てる。巻き返す目はありそう。

△ブッシュガーデン
しばらくはダートの方に行っていたが、どれも馬券に絡むことはできず…という
一方で、芝では一応全て馬券には絡んでいる。
特にクローバー賞は、締まった展開でしっかりと好走していて、負けたのもG1
2着馬。自身が踏んでいる水準もその時期としては高くなっているし、ここでも
十分上位には扱える。相手には考えておきたい存在。

△ゼロドラゴン
スプリントの2戦は後傾の内容で、パフォーマンスは結構高め。一定の力は認め
られるし、印象としてはもう1Fくらいあった方が良さそうな気はするタイプで、
ここにハマる可能性は考えられる。
ゆったりとスタートを切る馬ではあり、乗り替わり初戦の横山典J…という点で
どのような競馬になるのか?微妙だが、相手にはピックアップしておきたい。



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