2022年3月11日金曜日

弥生賞ディープインパクト記念回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • 道中まずまずの水準からの→ロングスパートという展開。
  • 持久力&持続力が問われた。

弥生賞ディープインパクト記念結果

アスクビクターモア2.00.5 35.2 02-02-02-02
ドウデュース2.00.5 35.0 05-04-04-05
ボーンディスウェイ2.00.6 35.0 03-03-04-03
ジャスティンロック2.00.7 35.0 08-08-06-05
インダストリア2.00.8 34.9 09-09-09-08

天候:曇 芝:良
上り4F:47.0 3F:35.2
前後半1000m:61.1-59.4
12.7-11.6-11.9-12.5-12.4-12.4-11.8-11.5-11.4-12.3



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、やや落ち着いたスタートだったが、その後のペースが
緩まない展開で、後半は早い段階でペースアップしつつ→最後だけ落ちる形。

今回は、全体としては一定以上の水準に"居続ける"格好になっていて、やはり
底辺の高さ(持久力)は問われた印象。それを前提とした上でのロングスパート
ということで、適性的には”持続力”というレースになった。

脚質的には、上記のようにまずは(位置取りよりも)地力が反映された雰囲気
ではあるが、ゴール板の所では、上位5頭は綺麗に内から順番という結果。
後傾の持続勝負の中で、ラップの速い区間でロスなく回すことは重要だった。

本番に向けては、過去の例からはあまり持続方向に寄った時よりも、しっかり
速い上がりが問われた時の方がつながったりもする…というのが難しいところ
だが、上位の地力には一応信頼は置ける。
他路線組との兼ね合いにはなるが、つながる可能性は考えておきたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

アスクビクターモア
ジワっと好位に取りついて、後半のペースアップも受けて立ちつつ→最後まで
しっかり脚を動かしての押し切り。未勝利戦に続いて、高い持続力を示した。
これで中山では3戦3勝。その適性の高さは言うまでもないし、本番への期待は
高まるが、1点だけ、前半でもっと引っ張られた場合に同じことができるか?
という課題は残されている。
結局のところそこは走ってみなければ…となるし、扱いは難しくなりそうだが、
当然注目はしておきたい1頭。(位置取りなどで調整ができれば)

ドウデュース
ある程度好位から、勝負所では左右から挟まれる形になって→(少し下げつつ)
内に切り替える場面があり、スムーズさを欠いた内容。それでも最後はジワジワ
詰めてきたし、パフォーマンスとしては悪くなかったと言えそう。
ここでは(この距離では)少しキビキビした走りには見えたので、もしかしたら
本番では立ち回りが重要になるかも知れないが、とりあえずは順調。
当然有力な1頭という見方はしておきたい。



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