2022年3月5日土曜日

オーシャンステークス展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • 前傾で、後半はしっかり減速していく展開。(以前よりは緩い)
  • 持久力(&持続力)が問われる。
  • 予想◎デトロイトテソーロ

過去のラップタイム

2021 11.9-10.7-11.1-11.4-11.2-12.1 33.7-34.7
2020 11.8-10.5-10.8-11.4-11.2-11.7 33.1-34.3
2019 11.4-10.1-10.8-11.4-11.4-12.0 32.3-34.8
2018 11.9-10.6-11.0-11.4-11.3-12.1 33.5-34.8
2017 11.9-10.8-10.9-11.5-11.3-11.9 33.6-34.7
2016 11.6-10.3-10.8-11.3-11.4-12.1 32.7-34.8
2015 11.7-11.0-11.3-11.4-11.4-11.9 34.0-34.7
2014 12.0-10.9-11.0-11.6-11.5-11.9 33.9-35.0
2013 11.8-10.5-10.8-11.5-11.5-12.4 33.1-35.4
2012 11.9-10.4-11.1-11.4-11.6-12.8 33.4-35.8

過去10年の平均ラップタイム
11.79-10.58-10.96-11.43-11.38-12.09
1.08.23 33.33-34.90



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半が速くなって、2F目以降は基本的にはしっかりと
減速していく展開で、勝負所で少し耐えつつ→ラスト1Fは落ちる形。

このレースの特徴は(このコースらしく)やはり前半部分の速さで、基本的には
ハイペースからの持久力勝負が想定できる。

そうなれば当然、厳しい展開を浮上した、もしくは粘り込んだ経験を持っている
タイプが中心になることは間違いなくて、例えば京都などの、ある程度上がりの
速い舞台で(のみ)実績を示しているタイプの扱いには注意しておきたい。

※以前と比べれば、(コース自体)前半が少し落ち着くパターンも増えている
ため、軸はやはり"耐える"という部分に置きつつも、持続的な要素も兼ね備えた
タイプの方が信頼は出来るのかも知れない。


好走する条件
・持久力(&持続力)があること



予想


◎デトロイトテソーロ
北九州短距離S&周防灘特別では、前半からかなり脚を使いつつ→しっかりと
上がりをまとめていて、地力は十分に示している馬。
中山(芝)では3歳時に1度走ってハナ差の2着が1つだが、全体的に大きく
パフォーマンスを上げている今なら前進を示せるだろうし、モズスーパーフレア
と同じ父…というところで、ここには本質的にハマる可能性もある。
シンプルに速く、勝負所ではもうひと脚が使える印象。面白く感じる。

○マイネルジェロディ
3走前は、前半をまずまずの水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての
勝利。2走前も、厳しい展開を好位から進めて→際どく粘り込んで地力を示して
いるし、同舞台のそれらの合わせ技で考えれば、ここでも普通に上位扱い。
(相手もそうだが)示しているパフォーマンスから考えると、人気も甘い印象に
なるし、ここはしっかりと注目してみたい。

▲ビアンフェ
昨年3着。その時のパフォーマンスで考えれば、ここでもやはり上位扱い。
スプリンターズSでも、一昨年は外差し優勢の中でやり過ぎて失速したものの、
昨年はそれなりに粘りを見せていたし、そこと比べれば当然相手関係が楽になる
ここでは、前進を見込んでもいいはず。
末は"伸ばす"よりも"耐える"タイプ。中京よりは中山だろうし、注目したい。

注スマートクラージュ
前走は、前半まずまずの水準から→上がりをしっかりまとめての勝利。
その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
距離短縮してきたタイプではあるため、(元々の)中山的なハイペースになった
場合にどうか?というのはあるが、近年の展開ならば、むしろハマる可能性も
当然あっていいはず。

△ファストフォース
小倉の重賞×2や京阪杯では、速い流れ&締まった流れの中で最後までしっかり
粘っていて、地力は十分に示している。
頑張ってポジションを取るタイプで、同舞台のスプリンターズSでは流れに乗り
切れずに終わっている点は気掛かりだが、今回、自身よりも内側には特別に速い
馬がいないし(外にはいるが)、違った結果になる可能性はあっても良さそう。

△キルロード
前々走は、飛ばした前に引っ張られつつ、自身も前傾の内容でしっかりと押し
通しての勝利。その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも上位に扱える。
超ハイペースで前の馬が全滅した前走に関しては、とりあえずノーカウントで
いいだろうし、そのレースの前までは3連勝していた馬。(少し遡るが)
今回も間隔は空くが、可能性は考えておきたいところ。

△ナランフレグ
シルクロードSは、差しが浮上した展開ではあったが、外からしっかりとした
決め手を発揮しての3着。実力を示した。
中山では、これまでは掲示板前後まで…という結果になっていて、常に後傾の
脚の使い方をする点で適性がどうか?となるが、走法的には舞台自体が合わない
とは思わないし、今の状態ならばやはり相手には考えておきたい。



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