2022年3月18日金曜日

中山牝馬ステークス回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • まずまずの入り方からの→ロングスパートの展開。
  • 一定の持久力&持続力が問われた。

中山牝馬S結果

クリノプレミアム1.46.8 34.3 08-10-08-09
アブレイズ1.46.9 34.6 06-06-07-05
ミスニューヨーク1.46.9 34.5 08-06-08-05
スライリー1.47.0 34.2 12-12-14-12
テルツェット1.47.0 34.0 14-15-15-16
ルビーカサブランカ1.47.0 34.3 16-15-11-12

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:35.0
前半1000m:60.2
12.1-11.7-12.4-12.2-11.8-11.6-11.5-11.7-11.8



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、まずまずの入り方から、道中で一旦は落ち着きかけるも
→直ぐにペースアップ。そこから後半は長くいい脚を使う形。

今回は、全体として見れば後傾だが、平均と比べると前半からそれなりに流れて
いるし、(馬場を考えても)その水準も高め。やはり一定の持久力が問われた。
そして後半はロングスパート。適性的には”持続力”というレースになった。

この手の(後半型の)持続勝負では、往々にしてロスなく…というのが重要に
なるが、今回はハッキリと外の(差し)馬が目立っている結果。
この日は大外をぶん回した馬が勝ち切ったレースが他にも複数あったし(ペース
次第だが)、馬場の内⇔外で差があった印象にはなる。

この先に向けては、より格の高いレースでは前半からもっと引っ張られた展開
などの裏付けは欲しいが、とりあえずは適性面で、上位の持続力をしっかりと
認めておきたいところ。あとは内(&好位)から負けた馬の巻き返しにも一応
注目はしておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

クリノプレミアム
中団のやや後ろから進めて、外を回しつつ→最後までジワジワと脚を伸ばしての
差し切り。終始馬場のいい所を通ったというのもあるし、斤量も軽かったが、
その持続力はやはり認めておきたい。
これで1800mでは2戦2勝。マイル中心に使われてきているが、リズムとしては
このくらいのスピード水準の方がいいのかも知れない…とはなるし、この先の
中距離戦線でも活躍する可能性はありそう。適性を見極めつつ、注目はしたい。

ミスニューヨーク
中団のインから進めて、後半もロスなく→直線も内を突いての浮上。最後は外の
伸びに屈した格好だが、他の上位と比べるとやはり馬場の悪い所を通った扱いに
なるし、当然これは評価して良さそう。
とにかく今は順調そのもの。適性面での制約はあるが、次戦以降もしっかりと
注目しておきたい存在。



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