2022年3月20日日曜日

スプリングステークス展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • 道中フラットな流れから→勝負所である程度加速する展開。
  • 持久力&持続力(&切れ)が問われる。
  • 予想◎アサヒ

過去のラップタイム

2021 12.8-11.7-12.7-13.0-12.3-12.5-12.4-12.1-12.5
2020 12.8-12.1-12.6-13.0-12.7-12.3-11.8-11.1-11.4
2019 12.6-11.4-11.8-12.1-12.1-12.1-12.0-11.6-12.1
2018 12.4-11.3-11.9-12.2-11.8-12.1-12.4-12.2-11.8
2017 12.6-11.7-12.1-12.2-11.7-11.8-12.1-11.8-12.4
2016 12.7-11.5-11.8-12.3-12.0-11.6-12.0-11.6-12.6
2015 12.7-11.6-12.4-13.1-12.8-12.0-11.8-11.2-11.5
2014 12.4-11.4-12.0-12.4-12.1-12.1-12.1-11.7-12.2
2013 12.6-11.8-12.4-11.7-11.6-12.1-12.3-11.4-11.9
2012 12.9-12.1-12.5-12.4-12.2-12.2-12.2-11.8-12.4

過去10年の平均ラップタイム
12.65-11.66-12.22-12.44-12.13-12.08-12.11-11.65-12.08
1.49.02



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペースで流れて、道中はそれ程緩まない
フラットな展開になり、勝負所である程度加速して→最後だけ少し落ちる形。

ここの特徴はまずは道中の水準の高さで、一定以上の持久力(底辺の高さ)と、
レースを通してスピードに耐える持続力が必要になる。
その点をクリア出来ることを前提として、勝負所ではある程度の加速を示すこと
から、それなりの機動力(切れ)を備えた馬が浮上するイメージ。

とにかくこのレースは、体感速度的には本番に近いものがあるので、ここをある
程度好位から押し切るような馬がいれば、それは相当に有力な存在…だと言って
いいだろうし、皐月賞に直結する可能性を意識して見守りたい感覚。


好走する条件
・持久力&持続力があること
・(切れがあること)



予想


◎アサヒ
同舞台の未勝利戦は、前半は歩いたものの、道中をかなり高い水準で進めつつ→
上がりをしっかりとまとめて、高いパフォーマンスを発揮。負けはしたものの、
相手は先日G2を勝ち切った馬だし、こちらが外から先に動く内容だったことを
考えれば、十分に評価ができる。
スタートの問題がある馬なので、後方から(ペースに依らず)前半は何もせず…
という騎乗だと→どうしても着はバラつくことになるし、その点でのリスクは
あるが、人気的にはそれを織り込んでいるような微妙な扱い。
それならばむしろ、シンプルに力を認めつつ、推し切ってみたい。

○アルナシーム
まずは前走の緩い流れでも(何とか)我慢できた…というのは大きな収穫。
気性面でちゃんと競馬になるのであれば…というところで、朝日杯FSでは、
馬場の悪い所からしっかりと伸びてきて、その時のパフォーマンスで考えれば
普通に上位だし、東スポ杯も、あの内容ながらラスト1Fまでは粘っていた点で、
むしろ持続力の裏付けにもなり得る。
函館で捲りつつ→突き抜けた新馬戦も合わせて、この手の舞台への適性はあり
そうだし、半信半疑の人気に止まっているここは、積極的に考えてみたい。

▲サトノヘリオス
ホープフルSは、締まった展開の中で、勝負所で斜めに力を使いつつ→直線は
伸びず…という内容。パフォーマンスの高かったエリカ賞を含めて、勝ち切った
2戦がロスなく回した内容だったことを考えると、(少し硬く感じる走法的に)
脚の使い所がかなり重要な馬…なのかも。
その点で今回は内枠。馬場がどうなっているのか?は微妙だが、自身の力は出せ
ても良さそうだし、巻き返す可能性は考えておきたい。

注ソリタリオ
シンザン記念は、道中をある程度高い水準で進めつつ→上がりをまとめた2着。
一定の地力はしっかりと示したし、距離換算すれば、ここでも水準としては十分
…ということになる。
実際に距離延長するにあたっては、もう少し末を伸ばすような内容があれば…
というのはあるが、中山9Fならば何とかなるかも知れないし、やはり上位には
ピックアップしておきたい存在。

△アライバル
京成杯は、結果は可もなく不可もなく…という4着だが、大きく緩急がついた
展開になって、適性的にプラスに働いたとは言えないだろうし、最後も一応脚は
伸ばしていたので、まずまずといったところ。
仕切り直してここは、もう少し道中水準の高い中距離戦でどこまで出来るか?
という改めての試金石的な場面。評価としてはこのあたりに止めるが、タイプ
的に持続方向に寄っての前進は考えられる。見極めたい。

△ビーアストニッシド
特別にこれ!というパフォーマンスがある訳ではないものの、条件を問わず、
重賞でも常に好走。中身の部分で一定以上の水準にあることは間違いない。
マイルのスピード水準に対応しつつ、(基本的に前に行く馬ながら)変化にも
しっかりと対応できるタイプで、適性の幅も見せているし、マイペースで走れる
ようなら→ここの展開にもハマる可能性は十分あって良さそう。
相手にはしっかりと考えておきたい。

△グランドライン
ホープフルSは、逃げて高い水準で締めつけた格好。最後は苦しくなったが、
さすがに少しやり過ぎている内容だし、ラスト1F辺りまでは粘れていたので、
そこまで悪くはない…とは言える。
葉牡丹賞では、好位インに控える形から→上がりをまとめつつ、一定の地力は
示しているし、そのパフォーマンスで考えればここでは上位扱いになる。
今回どのような競馬になるのか?は分からないが、巻き返す可能性は考えたい。



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