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2025年8月23日土曜日

札幌記念回顧(ラップ分析)2025


まとめ
  • タフな馬場の中で、仕掛けが早くなったレース。
  • 持久力(&持続力)が問われた。

札幌記念結果

トップナイフ2.01.5 36.2 12-11-05-03
ココナッツブラウン2.01.7 35.5 11-11-12-10
アラタ2.01.8 35.0 14-14-14-10
ケイアイセナ2.01.8 37.0 02-02-02-01
ヴェローチェエラ2.01.9 35.1 15-16-14-13

天候:曇 芝:稍重
上り4F:48.8 3F:36.9
前後半1000m:60.6-60.9
12.9-11.0-12.2-12.4-12.1-12.1-11.9-12.0-12.3-12.6



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半は平均弱の流れから、道中は淀みのない展開の中で早めに仕掛ける形になり、ラスト4Fは右肩下がりとなった。

ペース自体はそこまで速かった訳ではないが、降雨によって徐々に重くなった馬場の中で、ハッキリと楽ができる場面もなかったし、やはりタフなレースだったと言える。
適性的には、持久力(&持続力)が問われた。

また後半は少し前掛かりな内容となり、結果的には差し馬がしっかりと浮上。前半から(相対的に)脚を使っていた馬には少し厳しかったイメージにはなる。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

トップナイフ
前半は控えた格好だが、最内を通りつつ勝負所までには好位に押し上げて→直線もしっかりと押し通しての勝利。自身が踏んだラップも高い水準になっているし、力を示した。
少し掛かる馬場の中で、この馬だけは道中スイスイと進んでいたようにも見えたし、同じく稍重だった2年前の2着も含めて、渋った洋芝への適性を改めて感じさせた。こうなったら、海外(ヨーロッパ)で1度見てみたい感覚になるが…。

ケイアイセナ
前半2桁の通過順だった馬たちが浮上した中で、番手→早め先頭から粘り込んでの4着。最後の最後は少し苦しくなったものの、一定の地力は示したと言えそう。
6歳にして今回が重賞初挑戦だった訳だが、(前走・巴賞の内容も含めて)一貫した脚の使い方での強さは認められるし、その方向性では1つくらいタイトルを獲れても良さそう。この先、注目はしておきたいところ。




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