まとめ
- タフな馬場の中で、仕掛けが早くなったレース。
- 持久力(&持続力)が問われた。
札幌記念結果
| 1 | トップナイフ | 2.01.5 | 36.2 | 12-11-05-03 |
| 2 | ココナッツブラウン | 2.01.7 | 35.5 | 11-11-12-10 |
| 3 | アラタ | 2.01.8 | 35.0 | 14-14-14-10 |
| 4 | ケイアイセナ | 2.01.8 | 37.0 | 02-02-02-01 |
| 5 | ヴェローチェエラ | 2.01.9 | 35.1 | 15-16-14-13 |
天候:曇 芝:稍重
上り4F:48.8 3F:36.9
前後半1000m:60.6-60.9
12.9-11.0-12.2-12.4-12.1-12.1-11.9-12.0-12.3-12.6
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半は平均弱の流れから、道中は淀みのない展開の中で早めに仕掛ける形になり、ラスト4Fは右肩下がりとなった。
ペース自体はそこまで速かった訳ではないが、降雨によって徐々に重くなった馬場の中で、ハッキリと楽ができる場面もなかったし、やはりタフなレースだったと言える。
適性的には、持久力(&持続力)が問われた。
また後半は少し前掛かりな内容となり、結果的には差し馬がしっかりと浮上。前半から(相対的に)脚を使っていた馬には少し厳しかったイメージにはなる。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
トップナイフ
前半は控えた格好だが、最内を通りつつ勝負所までには好位に押し上げて→直線もしっかりと押し通しての勝利。自身が踏んだラップも高い水準になっているし、力を示した。
少し掛かる馬場の中で、この馬だけは道中スイスイと進んでいたようにも見えたし、同じく稍重だった2年前の2着も含めて、渋った洋芝への適性を改めて感じさせた。こうなったら、海外(ヨーロッパ)で1度見てみたい感覚になるが…。
ケイアイセナ
前半2桁の通過順だった馬たちが浮上した中で、番手→早め先頭から粘り込んでの4着。最後の最後は少し苦しくなったものの、一定の地力は示したと言えそう。
6歳にして今回が重賞初挑戦だった訳だが、(前走・巴賞の内容も含めて)一貫した脚の使い方での強さは認められるし、その方向性では1つくらいタイトルを獲れても良さそう。この先、注目はしておきたいところ。


0 件のコメント:
コメントを投稿