2010年3月28日日曜日

高松宮記念展望 2010


予想
土曜に行われた500万クラスの2鞍がかなりコース平均に忠実なタイムで、
しかも両者とも逃げ切りという結果。
週中は馬場の扱いをどう捉えようか悩んだが、馬場整備技術を信頼して
差し馬狙い打ちだとか、小難しいことは考えなくてもいいのかもしれない。

なのでここは単純に考えることにして、ペース自体はメンバー的にかなり速く
なりそうなので、やはり重視するのはハイペース耐性とスピード持続力。
特に前者の裏付けがない馬はやはりスプリントG1では厳しいはず。


◎ビービーガルダン
前走の敗因は、今更渋った馬場とか言われてもそれは昨年の阪急杯も同じなので
当然納得できないし、やはり状態面と捉えて、そうなればここは叩いた効果が
見られてもいいはず。
元々スピード持続力抜群という馬が昨年のスプリンターズSではハイペースにも
対応してきて、実力で言えばやはり1つ抜けた存在と考えたい。

○アイルラヴァゲイン
終いのスピードという点ではこの舞台への適性は微妙だが、ハイペースから粘る
持久力に関してはこのメンバー相手でも見劣ることは全くなくて、G1の流れ
ということを考えればある程度出来ても不思議ではない。
セブンシークィーンを見ながらという位置取りも競馬をしやすそうに思える。

▲キンシャサノキセキ
スピード持続力は抜群だが、やはり問題はハイペース耐性。
言われているようの精神的な成長があるとして、後方で折り合えることを前提と
すれば確かに勝ち負けまであっても不思議ではない。
それでもそういった脆さを持った馬に絶対的な信頼は正直置きづらく、週中は
本命まで考えてはみたものの、やはりこのあたりに留めたい。

注アルティマトゥーレ
ハイペース耐性という点ではスプリンターズSでしか示していないが、スピード
持続力は相当なもので、この舞台は元々合っている。
少しでも控える選択が出来ればベストだが。

△トウショウカレッジ
昨年速いペースにかなり引っ張られる形でも最後まで良く伸びていて、速い
ペースへの対応は問題ないはず。内枠をどう捌くかだけ。

△ファイングレイン
スピード持続力が売りで、ハイペースは受け流したいタイプ。
2年前の勝利の後は何故か積極策で潰れる競馬をしていたが、ここ2走では
後方からに戻りつつあって、前後半イーブンくらいで走れるポジションからなら
突っ込んできてもおかしくない。

△プレミアムボックス
基本的に前半はゆったりしたいタイプで、持ち味の決め手を発揮するために
脚を削られない位置取りから進めて届くかどうか…。
複勝圏内までが妥当。


×ショウナンカザン
ある程度のハイペース耐性もあって、終いのスピードも備えているタイプだが、
前走を見る限りG1のペースで終いまで余力が残せるか少し疑問…。

×ヘッドライナー
スピード持続力なら有力な1頭だが、ハイペースは…。

×カノヤザクラ
スピード持続力抜群で本来はこの舞台にはかなり合っているタイプ。
状態だけだが…。

×エーシンフォワード
スピード持続力は抜群だが、やはりハイペースへの対応が未知数では…。
ある程度後方に控える形からなら。

×サンカルロ
スピード持続力は相当なものを持っているが、基本的には前半は少しゆったり
したいタイプなだけにここではどうか。やはり1400mの馬だと思うのだが…。






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