2010年3月18日木曜日

中山牝馬S回顧 2010


レース総括
■1頭が飛ばす展開で、先団と後続では別レースに近い形
■基本的には持続力が問われた


中山牝馬S結果
ニシノブルームーン1.47.6 34.7 07-07-06-05
ウェディングフジコ1.47.7 34.9 06-06-06-05
チェレブリタ1.47.8 34.8 09-08-09-08
コロンバスサークル1.47.8 34.6 12-12-12-10
レジネッタ1.47.8 34.2 16-15-15-12
ブラボーデイジー1.47.9 35.6 05-05-04-04
リビアーモ1.47.9 34.3 14-15-15-12
ブライティアパルス1.48.1 37.2 01-01-01-01

天候:晴 芝:良
上り4F:49.0 3F:36.7
前半1000m:58.6
12.3-11.2-11.5-11.7-11.9-12.3-12.5-11.8-12.4




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半が相当に速い流れから徐々に減速していく展開で、
直線に入ったところで加速はするものの、上がりが少し遅くなる形。

当然これはブライティアパルスが1頭飛ばして作ったラップではあるが、結果と
しては、前半である程度脚を使って、尚且つ早めに逃げ馬を追い掛けた先団
グループと、前半or道中(向正面)でじっくり溜めた後続の間で明暗を分ける
形となった。

したがって展開&位置取りがピッタリ嵌った上位馬の(この展開での)実力は
認めつつも、とりあえずは積極策からまずまずの着順に残った馬の巻き返しに
期待したい感覚。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ニシノブルームーン
道中からかなり追い掛ける形だったので、末の持続力に関しては十分評価出来る
内容だったが、前半で控えている分、この馬にとってはどちらかと言うと上がり
勝負だった…という見方が出来てしまう。
したがって前半からしっかり引っ張られて持久力が問われるような舞台では、
その扱いには注意しておきたい。

ウェディングフジコ
タイプ的にある程度引っ張られてこそという部分がある馬なので、この結果は
納得できるが、それでも先団につけていた他の馬が逃げ馬を追い掛ける中、唯一
溜めたという内容は引っかかる。
もちろんそれを好騎乗と捉えることも出来るのだが、実力的には一歩引いた
見方をしておきたい感覚。

ブラボーデイジー
斤量を背負い、好位から進めて、勝負所でも積極的に攻めた内容でこれだけ
粘っているのだから、やはり地力では上という印象。
当然次戦以降での巻き返しは期待できるし、特にもう少し(全馬が)消耗する形
であれば自然と結果はついてきそう。

ブライティアパルス
この舞台の上がり勝負なら十分対応できる馬だけに、あそこまで飛ばした理由が
分からないが、それでもこの展開を直線半ばまで良く粘っている。
タイプ的にやはりもう少しスピードを活かせるマイルの方が合っていそうだが、
どちらにしても次戦以降での巻き返しは期待できる。


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