2020年12月3日木曜日

京阪杯@阪神回顧(ラップ分析)2020


まとめ
  • 前半まずまずの流れから、溜め→一応加速という展開。
  • 一定の持久力&持続力が問われた。

京阪杯結果

フィアーノロマーノ1.08.2 33.7 07-07
カレンモエ1.08.3 34.3 02-02
ジョーアラビカ1.08.3 33.5 14-08
アンヴァル1.08.4 33.7 11-08
シヴァージ1.08.4 33.5 14-13

天候:晴 芝:良
上り4F:45.5 3F:34.4
前半3F:33.8
12.0-10.7-11.1-11.4-11.1-11.9



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半まずまずの入り方から、コーナーで少し溜めつつ
→直線で加速という形。

今回の場合、極端に速いという訳ではないものの、比較している(9月開催・
開幕週の)セントウルSとの馬場の違いを考えれば、それなりに流れた扱い。

また後半は、(大きな加速ではないので"切れ"という程ではないが)一応変化が
ついた形で、単に耐えるだけでなく、上がりをまとめられることも重要に。
適性的には、一定の持久力&持続力が問われた。

脚質的には、引っ張られつつ→後半で溜めが入る展開…というところで、基本は
(勝負所で押し上げやすい)差し馬に向いた格好。前には少し厳しくなった。

この先に向けては、上位の地力をまずは認めつつ、前後左右、それぞれの挙動を
チェックして、細かい上げ下げをしたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

フィアーノロマーノ
中団から、最後粘り強く脚を伸ばしての差し切り。
自身の内容としては0.8秒の後傾。展開的にはハマった方ではあるが、斤量を
背負う立場でもあったし、やはりその実力は認めておきたいところ。
ここではやはり少し忙しそうな雰囲気ではあったが、それでも勝ち切った。
距離延長となる阪神Cでは、パフォーマンス的な前進も見込めそうだし、今年は
さすがにあの馬はいないはず。当然注目しておきたい。

カレンモエ
好位から進めて、直線も1つ変化をつけつつ→しっかりと粘り込んでの2着。
他の上位は、後傾の内容で浮上してきた馬ばかり…ということを考えれば、良く
粘った扱いになるし、その地力は当然認められる。
G1まで…と言うと、現時点ではパフォーマンス的にもう1つ2つ上げる必要が
あるが、重賞を勝つのはもう時間の問題という雰囲気。
地脚も強そうだし、とりあえず、シルクロードS@中京は悪くなさそう。注目。

シヴァージ
展開的には向いた方だが、大きく外を回しての浮上。
イン突きで浮上している馬がいることを考えれば、内もまだ完全にダメという
訳ではないし、その状況の中、阪神6Fでこの競馬はやはり難しい。
5着でも、良く浮上した…という扱いでいいはず。
とにかく、展開&状況だけ。連続開催・最終週の阪神Cなら、あるいは…。



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