2020年12月11日金曜日

中日新聞杯展望(ラップ傾向&予想)2020


まとめ
  • 後半徐々にペースアップしつつ→勝負所でもう1段加速する展開。
  • 一定の持久力と、切れ&持続力をバランス良く備えていることが必要。
  • 予想◎ボッケリーニ

過去のラップタイム

2019 12.7-10.9-12.4-12.5-12.3-12.1-11.8-11.3-11.6-11.6
2018 12.6-11.0-12.2-11.5-11.4-11.8-12.3-12.3-11.8-12.4
2017 12.5-10.8-12.7-12.6-12.1-12.2-12.1-11.6-11.2-11.5

~3月開催~
2016 12.7-11.2-12.9-12.7-12.6-12.3-12.0-11.7-11.2-12.0
2015 12.8-11.3-12.7-12.6-12.2-12.0-11.6-11.7-11.6-12.7
2014 12.8-11.4-12.8-12.6-12.5-12.3-12.4-11.7-11.2-12.0
2013 12.4-11.0-12.5-12.3-12.0-12.0-11.8-11.9-11.4-12.3
2012 12.9-11.3-12.9-12.8-12.7-12.0-11.9-12.2-11.4-12.1

過去8年の平均ラップタイム
12.68-11.11-12.64-12.45-12.23-12.09-11.99-11.80-11.43-12.08
2.00.48



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりと入って、道中は
向こう正面から徐々にペースアップしていく展開。そこから直線でもう1段加速
した後→ラスト1Fは少し落ちる形。

ここでは、前半は基本的に溜められる格好だが、後半は息が入りづらい展開に
なってサバイバル的な要素が強くなるため、勝負所までに十分な余力を残して
おくためにも、まずは最低限の持久力が必要となる。

また適性面では、レース後半の、下り坂でジワジワと脚を使いつつ→直線の坂で
さらにしっかりと脚を使う…という部分で、切れと持続力をバランス良く備えて
いることが重要になり、そのどちらかに特化したようなタイプには少し注意して
おきたいところ。

脚質的には、勝負所の手前辺りで脚を溜めづらい展開により、やはり前の馬には
厳しくて、基本的には差し馬中心…という考え方をしておきたいところ。


好走の条件
・一定の持久力があること
・切れと持続力をバランス良く備えていること



予想


◎ボッケリーニ
前走は、前半~道中である程度高い水準のラップを踏みつつ→上がりをしっかり
まとめての浮上。勝ち切れはしなかったものの、そのパフォーマンスはここでは
普通に上位に扱える。
切れも持続力も程々というタイプ的にも、この舞台にはハマって良さそうだし、
内枠からロスなく進めて→上手く持ち出せれば、可能性は十分。期待したい。

○テリトーリアル
福島記念は、後ろを少し離す形の番手から、道中を高い水準で進めつつ→直線も
しっかり粘り込んでの3着。上位2頭よりも1.5kg斤量を背負う条件だったし、
その地力は当然認められる。
前々走の高い水準で入りつつ→切れを発揮した内容を合わせて考えれば、ここの
展開もこなす可能性はあって良さそうだし、人気は甘め。注目はしたくなる。

▲グロンディオーズ
前走は、(途中前が飛ばした形で額面ほどではないにしろ)道中をまずまずの
水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。
全体としてのパフォーマンスは十分高く出ているし、ここでも上位扱いになる。
タイプ的には、切れ&持続力をバランス良く備えているイメージで、適性的にも
ハマって良さそうだし、しっかりと注目しておきたい存在。

注サトノガーネット
昨年ここで勝利。その時は前が早い段階で一気に脚を使い切って→出番が回って
きた格好だが、その後の重賞で示したパフォーマンスを合わせて考えれば(着は
ともかく)、やはり上位扱いになる。
終いは確実。展開1つ…というタイプだが、今回はタガノアスワドがいるし、
前に傾く可能性もある。まとめて交わす目も当然あって良さそう。

△ヴェロックス
クラシックで全て馬券圏内、経歴的には、ここにいる馬ではとりあえずない。
古馬になって、どこまでパフォーマンスを上げられているのか?というのは現状
分からないが、皐月賞の水準だけで考えても十分上位には扱える存在。
久々で、斤量を背負う立場…と、結局は走ってみなければ…というのはあって、
評価はこの位置に止めるが、可能性は当然考えておきたい。



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