2020年12月31日木曜日

ホープフルステークス回顧(ラップ分析)2020


まとめ
  • 道中が締まって、後半は長い脚を使う展開。
  • 高い持続力&一定の持久力が問われた。

ホープフルS結果

ダノンザキッド2.02.8 36.4 04-03-05-03
オーソクレース2.03.0 36.7 02-03-03-02
ヨーホーレイク2.03.1 36.4 10-09-09-07
タイトルホルダー2.03.3 37.0 02-02-03-03
シュヴァリエローズ2.03.4 36.5 07-09-10-11

天候:晴 芝:良
上り4F:49.0 3F:36.8
前後半1000m:61.9-60.9
12.8-11.4-13.0-12.7-12.0-11.9-12.2-12.0-12.2-12.6



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半落ち着いた流れから、2コーナー~向こう正面で
しっかりとペースアップしつつ、そこからは淀みなく→最後だけ少し落ちる形。

今回の特徴は、まずは道中水準の高さ。
前半はゆったり入ったものの、その後が締まって、地力による淘汰はしっかりと
なされたイメージで、一定の持久力はやはり問われた。

またそこから後半は、かなり長い脚を使う展開になっており、当然高い持続力が
必要とされた。(両者を合わせて)結果的に、地力が反映された印象にはなる。

脚質的には、好位に差し馬が迫る…という構図だが、これも結局は地力。
その点でこの先に向けても、上位の実力をまずは信頼して良さそうだし、(持続
型の展開に対する)適性面の裏付けとしても、しっかりと機能していきそう。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ダノンザキッド
好位外から進めて、最後(坂上)は馬格のある馬らしく"惰性"で違いを見せて、
相手を振り落としての勝利。
とりあえずこれで、持続的な展開に対しても一定の裏が取れたし、現時点では
適性面でも文句なし…という雰囲気にはなる。
大きなフットワークで、その点はこの先、東京の坂上などでも武器になりそう
だし(それ故の課題もあるだろうが)、当然来年のクラシックでもしっかりと
注目していきたい存在。

オーソクレース
好位インから進めて、直線は一蹴り一蹴りをしっかり、踏ん張るが、最後少し
伸び負けての2着。30kg以上違う相手で、坂上はフットワークの差…という
側面もあっただろうし、そこは仕方のないところ。
タイプ的には、もっと"脚"が必要な舞台で前進する可能性はあって良さそうで
(速い脚というよりかは力強い決め脚)、前半からもう少し引っ張られつつ→
メリハリがつく展開になってどう変わるか?などに、この先注目してみたい。



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