2020年12月4日金曜日

ステイヤーズステークス展望(ラップ傾向&予想)2020


まとめ
  • 後半長い脚を使う中で、少し加速が入る展開。
  • 持久力は当然、切れ&持続力をバランス良く備えていることが必要。
  • 予想◎シルヴァンシャー

過去のラップタイム

(長いので変則:3F毎+ラスト6F)
2019 38.1-37.7-41.0-37.1-12.0-12.1-11.7-11.5-12.0-12.9
2018 38.7-37.3-38.5-38.9-12.4-11.6-11.7-11.8-11.7-12.6
2017 37.6-37.2-38.2-38.3-12.3-12.0-11.9-12.0-11.7-11.8
2016 38.3-38.9-39.8-39.1-12.0-11.7-11.9-12.2-11.4-12.1
2015 37.9-39.2-37.0-39.0-13.1-12.4-11.6-12.0-11.8-11.9
2014 39.1-37.4-39.1-40.0-12.8-12.1-11.6-11.7-11.6-12.4
2013 36.5-36.3-37.4-39.5-12.8-12.7-13.2-12.6-11.8-12.4
2012 38.1-36.7-39.1-38.2-13.0-12.5-12.0-12.2-12.1-12.6
2011 36.6-38.0-40.4-39.9-12.9-12.6-12.9-12.4-11.9-13.2
2010 36.6-37.0-38.6-39.3-12.8-11.1-11.5-12.0-11.9-12.6

過去10年の平均ラップタイム
12.98-11.66-13.11-12.63-12.29-12.65-12.83-13.16-12.92-12.78-13.16-12.99-12.61-12.08-12.00-12.04-11.79-12.45
(37.75-37.57-38.91-38.93-36.69-36.28)
3.46.13



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半~道中は(坂によって多少のアップダウンはある
ものの)さすがにこの距離なのでゆったりとした流れになり、レースが動くのは
2周目の向こう正面に入ってから。
そしてレース終盤は、ラスト5F~6Fあたりからペースアップして、勝負所では
さらにもう1段階ギアチェンジするという形。

データ的に見れば決して高い水準という訳ではないが、何はともあれ日本一長い
道中を進めることになるので、勝負所まで十分な余力を残すためにはやはり高い
持久力が必要になる。

それを前提として、後半長い脚を使う中でも、瞬間的に加速する場面が見られる
ため、そこをある程度スムーズに動ける機動力は欲しい。
適性的には、切れと持続力をバランス良く備えていれば安心…といったところ。


好走の条件
・とにかく高い持久力が必要
・切れ&持続力をバランス良く備えていること



予想


◎シルヴァンシャー
久々ぶっつけの天皇賞はともかくとして、京都大賞典×2は単純に強い内容。
昨年は内が優勢になった中で、後半外を回しての浮上。今年は中団からのなだれ
込みだが、勝ったのはあのJCで好走するようなトップクラスの馬。斤量差は
あったものの、そこからコンマ3秒というのは、ここではやはり威張れていい。
重賞はこれで4回目だが、今回は初めて叩いた状態で臨む。獲れていいのでは。

○メイショウテンゲン
ここでは昨年4着。その後もダイヤモンドSで2着、阪神大賞典で3着。
G1で性能が問われると難しくなるが、超長距離への適性は当然高い馬だし、
この舞台ならば、普通に力を出せていいはず。
勝負所の大きな変化で明確に遅れをとり→あとは形づくりだけ…という前走は
余裕で度外視しつつ、ここは巻き返しに期待してみたい。

▲ゴールドギア
道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめる…ということを常に
出来ている馬。着順がバラつくのは、単純に前半のディスアドバンテージによる
だけで、その点超長距離のペースなら、問題が解決されるかも知れない。
今回外枠に入った難しさはあるが、乱ペースもあり得る舞台。浮上する可能性は
しっかりと考えておきたい。

注アルバート
昨年は京都大賞典で2.8秒負けから→ここで2着。今年は2.5秒しか負けておらず
…なんてことが本当にまかり通るのかどうか。
元々の実力&適性では当然上位の存在。ちゃんと上げてくるのであれば、やはり
勝ち負けなのだろうが、結局これは走ってみなければ…といったところ。
可能性はしっかりと考えつつ、半分は様子を見ながら→相手の扱いに。

△ポンデザール
札幌日経OPは、締まった展開の中で、勝負所もしっかり攻めつつ→突き抜けた
強い内容。持久力&持続力は、ここでも普通に上位に扱える。
道中馬場の悪いコースを通ったとは言え、完全に差し有利となった日経賞で浮上
し切れなかったことをどう捉えるか?だが、北海道にハマり過ぎている部分は
ある馬。その点適性面でこの位置に止めるが、相手にはやはり考えておきたい。

△ボスジラ
札幌日経OPはポンデザールに離されて負けたが、その後丹頂Sでしっかりと
パフォーマンスを上げて勝利。地力では十分上位に扱える。
長い距離で言えば阪神大賞典は8着だったが、その時は厳しい流れにある程度
つき合った格好だし、仕方のない部分はあった。
今回は1つの試金石ではあるが、上位に食い込んでくる可能性は考えたい。



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