2018年12月28日金曜日

ホープフルステークス展望(ラップ傾向&予想)2018



まとめ
  • 前半である程度引っ張られて、上がりは余力勝負というレース。
  • 高い持久力(&多少の切れ)が問われる。
  • 予想◎ニシノデイジー

過去のラップタイム

過去のラップタイムから傾向を探ってみる。

2017(タイムフライヤー:2.01.4)
12.5-10.8-12.5-11.8-12.0-12.3-12.6-12.8-11.9-12.2

天候:晴 芝:良
上り4F:49.5 3F:36.9
前後半1000m:59.6-61.8
勝ち馬コーナー通過:15-16-16-09
勝ち馬上り3F:35.5


~G2時代~
2016 12.4-10.9-12.3-12.2-12.5-12.1-12.3-12.1-12.0-12.5
2015 12.5-11.5-12.6-12.7-12.8-12.2-12.2-12.1-11.5-11.7
2014 12.8-10.9-12.5-12.8-12.5-11.8-12.7-12.5-11.6-11.8

~OP時代~
2013 12.7-11.3-12.1-12.3-12.2-11.9-12.1-12.3-12.4-12.7
2012 12.5-11.0-12.0-12.5-12.8-12.3-12.6-12.1-11.7-12.1
2011 12.2-10.8-12.2-12.9-13.1-12.4-12.8-12.0-11.1-11.9
2010 12.2-11.0-11.7-12.7-12.6-12.7-12.6-11.7-11.5-11.7
2009 12.2-11.7-12.0-12.2-12.4-13.3-13.0-12.2-11.4-11.8
2008 12.2-11.0-12.1-12.7-12.3-11.9-12.6-12.4-11.2-12.0
2007 12.7-11.8-13.0-12.9-12.6-11.8-12.2-12.0-12.0-12.9

2017年⇔過去の平均ラップタイム




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

(OP~G2時代の)平均ラップタイムを見ると、前半ミドルペース~やや速い
くらいの流れで、道中は一旦は落ち着くものの極端には緩まない展開になって、
ラスト3F~2Fである程度加速しつつ→最後だけ少し落ちる形。

このレースは、前半でそれなりに引っ張られつつ、道中もある程度高い水準での
追走が求められることから、「勝負所での余力勝負」という印象が強く、まずは
純粋に持久力の高さが問われることになる。

それをクリア出来ることを前提にして、展開的に一応加速が入る形になるので、
その中である程度動けるような機動力を備えていることが(勝ち切るためには)
重要になりそう。

※G1に格上げされた昨年はかなり厳しい展開になったし、この先どのような
傾向になるのか?は分からないが、やはり持久力の部分をより重視しておきたい
イメージにはなる。


好走の条件
・高い持久力を備えていること
・(機動力≒多少の切れがあること)



予想

シンプルに持久力の裏付け順。
(日和りそうなくらい大人気の)サートゥルナーリアのような馬があっさりと
勝ち切るのであれば、良し!と言って今年を締めくくりたい。

◎ニシノデイジー
札幌2歳Sは、極端に厳しい展開を勝ち切って、高い地力を示した格好。
それだけだと、ここでは性能の部分でどうか?…ということになってしまうが、
東スポ杯では、後半ビッシリと締まった展開の中で、自身も道中をかなり高い
水準で進めつつ→しっかりとした上がりを使って勝利。十分に前進を示した。
(あくまでデータ上の話ではあるが…)これだけのパフォーマンスはなかなか
見られないし、選ばずに→来た場合の後悔は必至。素直に推したい。

○ヴァンドギャルド
この馬も厳しい展開の東スポ杯でしっかりと好走。最後は競り負けたが、道中
~上がりのパフォーマンスはかなり高くて、その地力は当然認められる。
勝ち馬に対しては、こちらの方が1頭分外を回した格好ではあるため、ここで
逆転を狙う手はもちろんあるのだが、一瞬鋭い脚を使いつつ→最後惰性…という
内容が、ゴールまでしっかり脚を使いたい中山ではちょっと微妙かも…。
どちらにしろ、上位浮上は普通に期待できるので、当然注目はしたい。

▲アドマイヤジャスタ
前走は、淀みのない流れの中で、道中ジワっと押し上げつつ→前を突っついて、
最後もしっかり持続させて勝利。水準も高く、持久力&持続力は認められる。
新馬戦で、ブレイキングドーンには完敗に近い負け方をしているが、長さのある
馬体で、少しゆったりした走りではあるため、その時は"乗り遅れた"感が強い。
当然ここではもっと引っ張られる展開になるし、一応そこの逆転は考えてみたい
…という感覚になる。積極的な扱いにはしたい。

注ブレイキングドーン
京都2歳Sは、道中をまずまずの水準で進めつつ→しっかりとした上がりを使う
形で2着。昨年同じレース2着から→ここを勝ち切ったタイムフライヤーには
少しだけ届かないが、十分と言えば十分。
多少緩い馬体で、勝ち馬に対しては距離ロスがあったし、ここで前進も当然考え
られるのだが、単純なパフォーマンス比較では、今年は上には上がいる扱い。
注目はしっかりしつつも、ここは相手の1頭としたい。

△サートゥルナーリア
前走は、水準はまずまず…くらいだが、ほとんど持ったままのような内容で、
当然底は見せていない扱い。(強く追っていないのはあるだろうが)水平移動
しているかのようなブレない走りで、体の強さと中身の良さでは、確かに非凡な
ものはあるのかも。
(特に道中の)水準の部分で他が凄い数字を出しているので、結局は裏付け的に
推し切れないのだが、可能性は当然考えたい。

△キングリスティア
前走は、新馬戦としては前半~道中の水準がかなり高く、その展開を自ら作って
5馬身差の完勝。当然その地力は認めていいはず。
馬格の割りには細かい脚使いをして(ベルシャザール感)、その点、将来的には
不安な部分はあるが、暮れの中山ならば、むしろそれがプラスになる可能性も
なくはなさそう。(そこは昨年のタイムフライヤーと同じ)
逃げは少し難しい舞台だが、一応粘り込みは考えておきたい。




- PR -

0 件のコメント:

コメントを投稿

- PR -