2020年10月9日金曜日

サウジアラビアロイヤルカップ展望(ラップ傾向&予想)2020


まとめ
  • ある程度速い流れから、一旦溜めて→しっかり加速する展開。
  • 一定の持久力&切れが問われる。
  • 予想◎インフィナイト

過去のラップタイム

2019 12.3-10.8-12.0-12.1-12.0-11.2-10.8-11.5
2018 13.1-11.8-11.9-11.5-11.6-11.3-11.1-11.7
2017 12.3-10.6-11.4-11.8-12.2-11.5-11.5-11.7
2016 12.3-10.9-11.8-12.7-12.4-11.7-11.1-11.6
2015 12.2-10.8-11.7-12.3-12.3-11.4-11.4-12.1

~いちょうS(重賞)時代~
2014 12.4-10.6-11.4-11.9-12.3-11.5-11.5-11.9

過去6年の平均ラップタイム
12.43-10.92-11.70-12.05-12.13-11.43-11.23-11.75
1.33.65



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半ある程度速い流れから、道中は一旦落ち着いて、
勝負所でしっかりと加速する展開。

このレースは、重賞に格上げされた(名前も変わったが…)ことで、明らかに
前半~道中が厳しくなっているので、まずは一定の持久力(重賞なりの格)を
備えている…ということが重要。

一方で「勝負所でしっかり加速する」部分は変わらないので、このコースの
イメージ通りに、適性面では"切れる"タイプを素直に選びたいところ。


好走する条件
・切れがあること
・一定の持久力は必要



予想

さすがに不良になりそうな降水…。

◎インフィナイト
新馬戦は、道中は溜めた格好ではあるものの、前半で脚を使いつつ→しっかりと
変化をつけて、最後も余力を残す形で押し通しての勝利。
とりあえず、そこで不良馬場をこなしていることは心強いし、馬体もしっかりと
しているイメージで、体力勝負になって強さを発揮しそうな雰囲気。
パフォーマンスの更新は必要になるが、その可能性も十分。期待しておきたい。

○スペシャルトーク
前走は、締まった展開の中で、勝負所を攻める格好から→しっかりと押し通した
内容。そこで示した地力と、新馬戦で示した一定の決め手を合わせて考えれば、
ここでも普通に上位扱いになる。
道悪という部分では、リーチザクラウンと言えば、極悪馬場のあのダービーで
2着した馬。とりあえず、その点は1つの拠りどころにはなる。

▲ステラヴェローチェ
新馬戦は、初戦としては高い水準のラップを踏んで→上がりをまとめての勝利。
後半でもう1つ上げられるか?という部分はあるが、馬格の割りには少し刻む
印象から道悪にも合いそうだし、ある程度推進力(中身の良さ)も感じさせる。
好位外寄りから折り合えるなら、面白そうではある。

注ダディーズビビッド
前走は、上がりに寄った展開ではあったものの、自身が道中〜上がりで示した
パフォーマンスはまずまず高かった。
1つ上げ切れない雰囲気はあり、方向性としてこの舞台がピッタリとはいかない
かも知れないが、道悪で(実質的に)引っ張られて前進する可能性はありそう。

△セイウンダイモス
前走は、最後はあと1つ伸び切れない格好だったが、レース自体の水準も高く、
パフォーマンス的にはここでは普通に上位に扱える。
走法的に、(新馬戦の重馬場は一応こなしているものの)馬場悪化はどうか?
という気もするので、評価はここまでだが、注目はしておきたい。

△キングストンボーイ
新馬戦は、落ち着いた流れではあったが、上がりをしっかりとまとめての勝利。
地力の裏付けの部分では未知数…というところで、評価としてはここまでだが、
とりあえず、前向きさがありそうなタイプなので、距離短縮自体はこなせても
良さそう。更新は当然必要だが、可能性は考えたい。

△ピンクカメハメハ
前走は、(地力のある馬は好位からでも残っていたので)さすがに負け過ぎの
部分はあるが、力んだ入り方をして→厳しい流れを演出。一応度外視できる。
変化をつける必要があるこの舞台に対しては、走ってみなければ…だが、距離
短縮して巻き返す可能性は考えてみたいところ。



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